馬券術どおりに買ったら、こうなった。

助言を求める、その前に

先週の『エイトメン』、
パーフェクト軸馬の結果は以下のとおりだった。

【中山】
1R トウカイカラー 1番人気7着
4R スティングマリー 2番人気4着
6R ホローポイント 1番人気1着
8R クラッカージャック 4番人気5着
10R フェニコーン 2番人気1着
12R マジカルブリット 1番人気2着

【阪神】
12R エリモアラルマ 4番人気5着

6戦2勝なら悪くない結果ではあるが、
いずれも1、2番人気でのもの。
なかでもホローポイントは1.6倍の断然人気を集めていた。
この日の私は上位人気を争っていた4頭を見送って、
最終的に4番人気に落ち着いた2頭に資金を集中投下したのだが、
どちらもワンパンチ欠けて5着どまり。
「パーフェクト軸馬」のなかでも緩急をつけて狙ったつもりだったが、
残念ながら結果にはつながらなかった。

オッズを見て、単純に緩急をつけるだけはダメなのか……。
ここ数週は高橋美徳氏には特に話を聞かず、
「パーフェクト軸馬」をどう扱うべきか、個人的に考えて馬券を買ってみたが、
そろそろ助け船を出してもらう頃合いなのかもしれない。
たしか高橋氏は、
「パーフェクト軸馬が『エイトメン』の基本。
でも、それだけじゃあない」
と言っていたはず。
『エイトメン』の「次」を聞くタイミングなのではないか。
そんなことも考えはじめている。

とはいえ、
いきなり「教えてください!」では情けない限り。
それに高橋氏に聞いて馬券が当たったとしても、
自分の馬券力向上にはつながらないだろう。
「馬券術どおりに買って、どうなるのか」をそのままつづるのが本連載の主旨ではあるが、
「身銭を切って馬券術を実践することで馬券力をアップさせる」ことも
目的のひとつである。
まずは自分なりに考えて、
それから高橋氏に助言を求めるのでなければ意味がないはずだ。

今週から福島開催も始まり、「パーフェクト軸馬」を狙うチャンスも増えるはず。
すくなくとも、もう1週は「パーフェクト軸馬」の出し入れを考えてみようと思っている。


●馬券術『エイトメン』4月10日分「パーフェクト軸馬」一覧

【中山】
1R アミューズ
2R ビッグヒーロー
4R ピサノシンボル(調教2位だが、障害戦の軸馬)
8R カラーチャージ
9R クレバートウショウ
10R アグネススターチ
11R コスモセンサー

【阪神】
該当馬なし

【福島】
11R オリオンザブラック

自分では予想しないほうが、当たるのでは…
出川塁(でがわ・るい)

1977年熊本県生まれ。出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。『競馬最強の法則』『サラブレ』を中心に寄稿。得意ジャンルはデータ解析。メインとする競馬のほか、サッカーでも活動中。

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