こんにちは。
ディープインパクトの曾祖母ハイクレアの
馬名の由来であろうと思われるハイクレア城。
その城主カーナヴォン卿が “凝り性” であったのは、
競走馬や自動車の例を見ても疑いがないようです。
さて、彼は自動車事故での負傷を癒すために訪れた
避寒先のエジプトでまたも“凝り性”ぶりを発揮します。

今度は考古学でした。
なにせエジプト、研究材料には事欠きません。
若手考古学者ハワード・カーターのスポンサーとなって、
ファラオ (王) ツタンカーメンの王墓発掘に乗り出します。
結果からいうと卿の無謀とも思われるチャレンジは成功、
3000年以上のときを超えて王のミイラにかぶせられた
光り輝く黄金のマスクをはじめとする
数々の副葬品がほぼ完全な形で出土したのでした。
その一部がハイクレア城に飾られたのはもちろんです。

卿はこの直後に不幸な死を遂げますが、
( “ツタンカーメンの呪い” とはやすマスコミもありました )
古代エジプトの悠久の秘宝以上に価値のある宝物を
この世に生み出してくれることになります。
孫の第7代カーナヴォン卿がエリザベス女王に仕え、
レーシングマネージャーとしてハイクレアを世に送ります。

ご存じのようにハイクレアは競走馬としても優秀でしたが、
娘バークレアを通じてウインドインハーヘアを輩出し
曾孫のディープインパクトに血を継ぎます。
ハイクレアはエジプトに客死した卿の生家であり、
バークレアは卿の眠る墓がある場所です。

ハイクレアもう1頭の娘ヘイトオブファッションは
英二冠馬ナシュワンの母となり、
この牝系もヨーロッパで多くの活躍馬を出しています。
ツタンカーメンを3000年の眠りから覚まさせた
ハイクレア城の主は彼の子孫たちを通じて、
ハイクレアという素晴らしい贈物を残してくれました。

きょうも来てくださってありがとうございます。
さて、アイルランドに渡ったポップロックが
英グッドウッド競馬場、16FのグッドウッドC (G2)、
12FのグロリアスS (G3)に登録がありましたが、
残念ながら、結局スキップしたようです。
愛ゴールウェイ競馬場のレースにも登録がありますから、
そちらを楽しみにしましょう。

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スカーレットブーケ2008(3)

《放牧地編》

社台ファームの同級生たちと、
放牧場で時間を過ごしています。

ぼくたちは、人間に例えれば、
小学校の生徒といったところ。

この日は、ぼくらが所属する社台ファーム
(幼稚園から大学まで、
競走馬になるための一貫教育をする
名門校といった感じかな)
の吉田照哉社長が、ぼくらを見に来てくれました。

「ホ~、ホ~、ホ~!」と放牧地のすぐ近くで、
奇声(?)をあげているのが、照哉社長。

世界的にも有名なホースマンだそうですが、
ぼくにとっては、優しくて、楽しい、
ファンキーなオジさんなのです。

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