知恵の言葉

悪条件、走り抜けるは先行馬(後編)

それはコースだ
悪条件でのレースは、どの馬もよい状態のところを走ろうとする。
しかし、そこを走れるのはいちばん先にいっている馬である。
それだけに、後続馬の間では位置どりが激化する。
これで後続馬はスタミナやコースをロスしたりする。
さらに、先にいく馬は、後ろの馬にドロをハネあげる。
こうなると、つづく馬はそれをさけるために
普段よりいっそう斜め後ろに位置することになる。
これまた後ろの馬は“コース損”になってしまうのだ。
こんなワケで、馬券の基本は、
「ダートのやや重、重は逃げ馬、先行馬有利」
であるが、好タイムが期待できない不良馬場でも、
位置どりの関係でドロのつぶてという、“コース得”で、
同じく、「逃げ馬、先行馬有利」なのである。
このリクツは、芝でも同じだ。
重のときはドロのつぶてがあるし、
良でも速い走破タイムになれば、
これまた、「逃げ馬、先行馬有利」なのである。
しかし、ダートの良の場合は、この限りではない。
ダートの良はスピードがでない馬場だから、力馬の独壇場になるのである。
また、重の巧拙に関していえば、ダートの重上手は芝の重では通用しない。
ダートの重は、タイム的にいえば芝の良とほぼ同じなのだから。
逆にいえば、芝の重上手も、ダートの重では通用しない。
ともあれ、競馬場に行ったら、朝からの走破タイムを調べることが肝心だ。
そして、『走破タイムがいいときはノーマークの逃げ馬、先行馬が穴をあける』
とおぼえておこう。


・・・次回は「牝馬の1番人気は信用できず」をお送りします。
金曜日の更新をお待ちください!

東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より
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