Dubai World Cup
第2回
2009年3月20日
 
 

今朝のカジノドライヴは、
ダートコースで普通キャンターを約2000m、
終いの1ハロンだけ約16秒で伸ばしました。
引き続き気配は良好です。



ダートコースは左回り1周約2200m、
三角形型をしており、ワールドカップは
ツーターン(コーナーを2度回る)のコースになります。
ダートはアメリカ東海岸の競馬場と似ている粘土質、
カジノドライヴが得意とする高速のダートですが、
葛西助手によれば、ベルモント競馬場よりは
クッションが効いていて走りやすいとのこと、
馬場適性は申し分ありません。

現在出走予定馬は15頭、
ワールドカップ史上最多出走頭数になりそうです。
地元紙でのカジノドライヴは4番人気。
簡単に上位人気馬をご紹介しましょう。

1.アルバータスマキシマス/アメリカ
 (昨年のブリーダーズカップ・ダートマイル優勝、
  前走2月アメリカ・ドンハンデG1優勝)

2.アジアティックボーイ/南アフリカ
 (昨年のワールドカップ2着、前走3月ドバイ前哨戦を快勝)

3.ウェルアームド/アメリカ
 (昨年のワールドカップ3着、前走アメリカでG2・2着)

4.カジノドライヴ/日本

5.マイインディ/UAE(ゴドルフィン)
 (1月・2月ドバイ前哨戦を連勝)

調教後は、地元の装蹄師と打ち合わせ。
日本出発直前に削蹄は済まし間隔も短いため、
レース当日朝に蹄鉄を打ちかえてもらうだけです。

藤澤調教師より、
「地元の最高の装蹄師を探すよう」
厳命を受け、出発前から多方面にあたったのですが、
最終的にアルバータスマキシマスのマクローリン調教師に
紹介していただいたアーバン装蹄師にお願いしました。

マクローリン調教師は元ドバイのチャンピオントレーナー、
アメリカに戻ってからも大成功を収め、
ジャジル(カジノドライヴの兄)でベルモントステークス、
一昨年インヴァソールでドバイワールドカップを制しています。

とても陽気で気さくなオープンな方で、
春のベルモント競馬場でも、
馬場状態等、現地の人にしかわからない貴重なアドバイスを
たくさんいただきました。

初めての地では、このような繋がりがとても大事です。
これもカジノドライヴが遠征を続けている成果でしょう。

(つづく)

 

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