Dubai World Cup
第9回
2009年3月27日
 
 

今朝のカジノドライヴ、
ダートコースでキャンターを2000m、
最後の1ハロンだけは約14秒で伸ばしました。
動きも軽く引き続き気配は良好です。



調教を見届けた藤澤調教師は
「いい感じで仕上がっているね。
 まだ発展途中の男の子だけど、
 これならいい競馬ができるんじゃないかな」
と一応合格のようです。


 動きを見つめる藤澤調教師

天気は曇りの為、気温も上がらず、
とても過ごしやすくなっています。
昨夜の雨も調教時間に一時的に降っただけで、
いまのところ馬場に影響はありません。
明日の天気予報は相変わらず雨、
どうにかこのままもって欲しいものです。

昨日午後は、山本オーナーが厩舎を訪れました。
カジノドライヴはオーナの前で
自らシャキッとポーズを取って、
自身の具合の良さをアピール。
「チャーターしてくれてありがとう。
 おかげでここまで順調ですよ。
 その分一所懸命頑張りま~す」
なんて少しでも考えてくれればいいのですが。

山本オーナーは本当に馬が好きなのですね。
カジノドライヴは
素晴らしいホースマンに愛されて幸せでしょう。
我々もオーナーのホースマンシップに
相応しい仕事をしなければなりません。



競馬の日の人間のスクーリングは昨日行いました。
馬を歩かせる場所・待機馬房のチェック、
パドックでの注意事項、
カジノドライヴが興奮しそうなポイントなどを
確認しながらレース前のように歩きます。
そしてレース後の検体所。
ここには3着までに入った馬がよばれ、
尿検査を行います。
当然ここには帰ってこなければなりません。
他にもどこでで水分を補給するのが効果的か、
どのタイミングでレース用蹄鉄を外すか、
検体所で馬を洗うか・待機馬房にするか・
馬運車で厩舎に戻るまで待つか、
想定できる状況や問題をピックアップし
その対処法を確認します。
人間が戸惑っていてはカジノドライヴに
迷惑がかかってしまいますから。

午後8時に厩舎から馬運車で待機馬房に出発、
午後9時30発走のレース、全てが終わって
カジノドライヴが馬房で休むのは午前零時をまわる頃でしょう。
朝はいつも通りの時間に馬場に出る予定なので、
明日は長い一日になりそうです。

(つづく)

 

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