第42回 3.23 直線馬なり


Photo/Yoko.Kunihiro
今日は調教師が見守る中
予定通り追い切りを行いました。
追い切り内容は5ハロンから行って
例によって直線は馬なりで脚を伸ばす形。
動きも良かったですし
もちろん体調も良好です。
とにかく無事に追い切りを消化することができました。
引き続きシッカリとケアしながら
レースに向けて状態を整えていきたいと思います。

Photo/Yoko.Kunihiro

『世界の合田に聞く、レッドディザイアのドバイワールドC挑戦(5)』
――マクトゥームチャレンジラウンド3では、
     日本でもお馴染みのオリビエ・ペリエ騎手がレッドディザイアを勝利に導きました。
     ドバイワールドCでは、クリストフ・スミヨン騎手が手綱を握るわけですが、
     乗り替わりの影響は心配しなくていいでしょうか?


合田
「まったく心配はいらないでしょう。
       スミヨン騎手は、仏首位ジョッキーに3度輝いた名手ですし、
       ザルカヴァで制した2008年凱旋門賞をはじめ、大レースでの経験も豊富です。
       まさに、世界最高レベルにある現役ジョッキーの一人ですし、
       スミヨン騎手が空いていたこと自体、
       レッドディザイアのドバイワールドCにおける強い運を象徴しているのではないでしょうか」

      

――さて、ドバイワールドCでのレッドディザイアの一番のライバルは、
     どの馬だと、合田さんは睨んでいますか?


合田
「やはり、英ブックメイカーの前売りオッズでも1番人気に推されている、
       アメリカ馬ジオポンティでしょう。
       昨秋のG1ブリーダーズCクラシックでは、
       ゼニヤッタの超絶パフォーマンスの前に2着に敗れましたが、着差は、わずか1馬身。
       ジオポンティ自身も、素晴らしい末脚を発揮していましたし、
       あのブリーダーズCクラシックのパフォーマンスを再現されると、
       レッドディザイアといえども、相当に厄介な強敵になると思いますよ」


【第43
回へつづく】

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合田さんがドバイミーティングを分析する
『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』 も連載中です。