第41回 3.22 追い切り前日


Photo/Yoko.Kunihiro
今日はキャンターでコース2周というメニュー。
明日は追い切りを行う予定です。
この追い切りでディザイア自身も
ピリッと気持ちが入ってくると思います。
さすがに海外メディアもかなり増えてきましたね。



Photo/Yoko.Kunihiro


『世界の合田に聞く、レッドディザイアのドバイワールドC挑戦(4)』
――前哨戦であるマクトゥームチャレンジラウンド3は、
     スローペースで推移しましたが、
     本番のドバイワールドCは、どんな展開の競走になりそうですか?


合田
「マクトゥームチャレンジラウンド3で逃げて2着に粘ったグロリアデカンペオン、
       それを追いかける形でレースを進めて3着したミスターブロックといった馬たちは、
       ドバイワールドCでもスローペースの競馬に持ち込みたいところでしょう。
       ただし、トライアルには出走していなかった有力馬の一頭である
       ヴィジオンデタ(一昨年のG1仏ダービー馬で、昨年はG1香港Cを快勝)も
       好位から競馬をするタイプ。
       ですから、グロリアデカンペオンたちを楽に逃がさないよう、
       4~5番手追走から前の馬を突つきながら、レースを進めてくると思います」

      

――となると、ドバイワールドCは、
     マクトゥームチャレンジラウンド3よりも、道中のペースが速くなりそうですね。


合田
「ということになるでしょう。展開的には、差し馬が有利となる競馬。
       最後の直線では、レッドディザイアが誇る、抜群の決め手が活きてくるはずです!」


【第42
回へつづく】

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『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』 も連載中です。