現地時間の3月27日･21時45分
ドバイワールドカップ（G1･AW2000m）

この大舞台に挑戦したレッドディザイアは
みなさんご存知のとおり
残念ながら11着という結果でした。

スミヨン騎手は
『以前との比較はできないが
  パドックでは少しエキサイトしていた。
  道中も他の馬に寄られて
  引っ掛かってしまった。
  キッチリと仕上げてもらっていたのに、
  この結果は残念です』

松永調教師は
『前走と同じようにスローの展開でしたが、
  今日は折り合いを欠いてしまいました。
  道中も力みのある走りだったので、
  直線では伸びきることができなかったのでしょう。
  レース後も馬体に関しては大丈夫でした。
  31日にドバイを発つ予定ですが
  帰国後については馬の様子を見て考えます。
  期待に応えることはできませんでしたが、
  たくさんの応援をいただき
  本当にありがとうございました』

齋藤厩務員は
『ディザイアの良さを出してあげることができず、
  すみませんでした。
  あの馬がどこの国でも通用することが分かったのは大きな収穫ですが、
  同時に馬を扱うことについて
  自分自身への課題も得ることができました。
  あの馬にはいつも貴重な経験と勉強をさせてもらっています。
  素晴らしい競馬をお見せできるよう
  ディザイアとともに頑張りますので、
  これからも応援よろしくお願いします』


Photo/Yoko.Kunihiro
レース翌日の午後です。
元気もあって、気持ちも落ち着いています。
無事に日本へ戻ってきて欲しいですね。

【第49回へつづく】

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