2010年09月15日
こんにちは。
きょう9月15日は 「関ヶ原の戦い」 が行われた日だそうです。
西暦1600年のことといいますから410年前のきょう、
徳川家康が率いる東軍と石田光成が指揮する西軍が
日本列島のちょうど真ん中あたりにある関ヶ原で激突しました。
拡大主義に走る豊臣政権と後に鎖国政策を掲げる徳川連合が、
日本の命運をかけて天下分け目の一戦に臨んだわけです。
さて、サラブレッドにとっての “関ヶ原” ともいうべき大一番、
凱旋門賞があと2週間ちょっとに迫ってきました。
きのうはヨーロッパの競馬と日本の競馬の違い、
そんなあれこれについてお話しました。
では、海外の人たちはどう見ているのでしょうか。
最近のブックメーカー各社のオッズを眺めてみると、
ニエル賞を勝ったベーカバッドが
4連勝中のフェイムアンドグローリーと1番人気を分けあう形です。
ニエル賞2着のプラントゥールがおおむね3番人気でしょうか。
英ダービー馬ワークフォース、愛ダービー馬ケープブランコ、
仏オークス馬サラフィナが3番手グループを形成しています。
フォア賞2着と健闘したナカヤマフェスタの評価はどうかというと、
凱旋門賞3年連続2着のユームザインなどのグループにつづいて、
5番手グループ、頭数にして10番目前後につけています。
ニエル賞4着とやや不完全燃焼におわったヴィクトワールピサは
さらにその下の6~7番手グループの一角という感じです。
まぁ、下馬評ですから結果は神のみぞ知るところなのでしょうが、
フェスタ、ピサには評価を覆す快走を期待したいと思っています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
凱旋門賞の1ヵ月後にはブリーダーズC (BC) が開かれます。
BCフィリー&メアターフに出走予定のレッドディザイアは
いよいよあすアメリカに向けて出発します。
そちらの話題もお届けしたいと思います。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
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