2010年08月18日
こんにちは。
きのうのインターナショナルSは
今シーズンちょっと不振気味だったオブライエン厩舎のエース
リップヴァンウィンクルが鮮やかな復活劇を見せました。
2着にトゥワイスオーヴァー、3着はバイワードと
ほぼ人気順に決まったようです。
さて、あす19日にはヨークシャーオークスが行われますが、
日本のファンにとっても興味深い一戦になりそうです。
というのも、レッドディザイアが出走する予定の
ブリーダーズCフィリー & メアターフ (芝2200m) を
今シーズンの最終目標に掲げている馬が多いからです。
フィリー & メアターフ2連覇を狙うミッディを筆頭に、
昨年の英愛オークス馬サリスカ、
ことし英愛オークスを連覇したスノーフェアリーなど
牝馬のトップクラスが顔をそろえています。
英・愛・ヨークシャーのオークス三冠を狙うスノーフェアリーですが、
過去にも何頭か三冠奪取に成功した馬がいます。
おなじみのところでは92年のユーザーフレンドリー、
無敗でオークス三冠を制し、凱旋門賞でも2着して
ジャパンCに乗り込み1番人気になった馬ですね。
99年にはミッディを管理するセシル調教師のラムルマが、
いちばん最近では名門オブライエン厩舎のアレクサンドローヴァ、
スノーフェアリーが勝てば21世紀2頭目の三冠馬になります。
彼女は女傑ウィジャボードのダンロップ調教師の管理馬です。
ウィジャボードはブリーダーズCフィリー & メアターフを2連覇、
香港ヴァーズをも制している国際派ランナーでした。
ジャパンCにも2度やってきてくれて5着と3着に健闘しています。
3着のときの勝ち馬はディープインパクトでしたね。
父ケープクロスを世に出した功績も大きいと思います。
彼女の活躍がなければシーザスターズの存在もなかったかも。
ともあれ有力馬の何頭かはブリーダーズCに向かい、
何頭かはジャパンCで顔を見られるかもしれません。
海の向こうのヨーク競馬場が身近に感じられるこの頃です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
こちらも、ぜひお楽しみください!
まだまだ暑さは衰えません。ご自愛ください。