
2010年02月24日
こんにちは。
きのうは中山記念を舞台にハイセイコーとタケホープの
宿命のライバル同士が直接対決したお話をしました。
さて、その後、天皇賞・春3200mではやはりタケホープが完勝し、
秋の東京オープン戦1800mではハイセイコーが先着します。
そして4勝4敗で迎えた両雄の引退レース有馬記念2500m。
2000m以下でハイセイコーが4度先着
2400m以上でタケホープ4戦4勝と適性が明確になっています。
ファンは当然のようにタケホープを1番人気に支持します。
生涯22戦で1番人気が19回とカリスマ的人気を誇った彼が
タニノチカラにも遅れをとり初めて3番人気に落ちました。
前走の鼻出血の影響で中間の調整に失敗し
540キロとデビュー以来の最高馬体重と太目残りだったのも
ファン心理に影を落としたのでしょうか。
レースはタニノチカラがハナを主張して譲らず力強く逃げ、
トーヨーアサヒが二番手、その直後をハイセイコーが追走します。
3コーナーから追撃を開始しますが差はなかなか縮まりません。
タニノチカラは二冠馬タニノムーティエの弟で期待されましたが、
故障で3歳時を棒に振り約2年ぶりで再起すると素質を開花させ、
この時期にはみごとに完成された強さを身につけていました。
直線に入ると差が詰まるどころか開くばかり。
タケホープがハイセイコーを目標に内をすくって肉薄し、
レースの興味は両雄の2着争いに絞られました。
タニノチカラは5馬身先、4着馬は7馬身うしろ、
両雄が2着争いする空間だけが異次元のように広がっています。
結局、ハイセイコーがクビ差だけしのぎきり、
2400m以上の距離で初めてタケホープに先着します。
思えばハイセイコー、タケホープ両陣営は相手が出てくるレースに
あえてぶっつけてきた、そんな節が感じられます。
だから2年足らずで9回の直接対決が実現したのでしょうね。
昨年のブエナビスタVSレッドディザイアの激闘連続ドラマも
ファンを楽しませ競馬を盛り上げてくれましたが、
やはりこうしたライバル同士の意地と意地とのぶつかりあいが、
ターフを熱くさせてくれるのですね。
いろんなライバルがたくさん現われてくれるとうれしいです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
武豊騎手と西川哲 東京サラブレッドクラブ社長の特別対談、
いよいよ今回が最終回となります。
武騎手、西川社長、貴重なお話をありがとうございました。
武騎手にはレアなプレゼントまでいただきました。
あらためまして心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
なお、ドバイにレッドディザイアを遠征させている
東京サラブレッドクラブホームページに
現地スタッフによるフレッシュな情報が掲載されています。
バリアフリーでどなたも入ることができるようですから、
ご興味のある方はのぞいてみてください。
『馬名ミュージアム』を更新しました。
どうぞよろしくお願いします。
