2010年01月19日
こんにちは。
昨日はJPNおよび
ワールドサラブレッドランキングの話題をお届けしました。
“牝馬上位の時代”というお話をしたのですが、
日本のダート戦線はどうだったのでしょうか。
「日本のダート戦線は質が高くなり層も厚い」
『海の向こうの競馬、そしてホースマン』シリーズの
合田直弘さんはそうジャッジしていらっしゃいます。
118ポンドで首位に輝いたのはエスポワールシチー。
年明けフェブラリーSは4着でしたがアレッと思わせました。
その後は充実一途で交流G1の2勝を含めて4連勝、
ジャパンCダートの圧勝が高く評価されたのだと思います。
ドバイ・ワールドCに登録があり楽しみですね。
117ポンドで2位に並んだのが
ヴァーミリアンとサクセスブロッケンでした。
ヴァーミリアンは“世代交代”の風の矢おもてに立たされ
ちょっと気の毒な感じもしますが、
帝王賞とJBCクラシックを勝ったのはさすがでした。
年初のフェブラリーSと暮れの東京大賞典を勝った
サクセスブロッケンは内田博幸騎手との息もぴったりで、
フェブラリーSでのカジノドライヴ、
東京大賞典でのヴァーミリアン、
目標を間違えない限り猟犬のような鋭さを発揮します。
フェブラリーSでのレイテリングがスライドした形で
116ポンドに評価されたのがカジノドライヴとカネヒキリ。
というのもJRAで走ったのがこのレースだけだからです。
その意味ではレイテリングを担当したハンデキャッパーは
両馬のポテンシャルを相当に買っているのでしょうね。
ともに長い休養に入っていますが、
ぜひ復活して、また名勝負を見せてもらいたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
武豊騎手と西川哲東京サラブレッドクラブ社長の
新春特別対談を更新しました。
『馬名ミュージアム』もあわせてお楽しみください。
どうぞよろしくお願いします。