
2010年06月18日
こんにちは。
今週はロイヤルアスコットミーティングの話題です。
5日間の最終日はゴールデンジュビリーSがメイン。
レース名を直訳すれば50周年。
2002年にエリザベス女王の即位50周年を記念して、
競走名が改称され、G1格付けされたレースです。
50周年といえば “金婚式” を連想しますが、
ジュビリー(周年)という考え方はもともとヨーロッパのもので、
日本での事始めは明治天皇だったと伝えられます。
ヨーロッパの慣例に倣って1894年に銀婚式を挙げられたそうで、
鹿鳴館などと並ぶ欧化政策の一環として行われたようです。
当時の日本の国際的地位は著しく低く、
不平等条約改正など懸案事項を解決するには、
ヨーロッパにヒケを取らない文明国なことを証明する必要があり、
天皇自ら範を示されたということでしょうか。
さてロイヤルアスコット最終日のゴールデンジュビリーSは、
初日のキングススタンドSから中3日で挑んでくる馬もいます。
03年のショワジール のように連勝する馬もいました。
5日間にG1を2度走り2度勝つのは並大抵じゃありません。
ショワジールは、ダンチヒ系デインヒルダンサー産駒で
母父がトムフール系ランチタイムのオーストリア産馬。
スプリント戦を23戦して7-5-6-5と安定した走りを見せ、
03年は、地元のG1ライトニングSを快勝して
イギリスに渡りキングススタンドS、ゴールデンジュビリーSを連勝、
続くジュライSで2着と大活躍しています。
レース名を追って行くと、
05年からはじまったグローバル・スプリント・チャレンジ、
この国際シリーズの前半4レースに該当します。
残る4戦は、日本のセントウルS、スプリンターズSなどですが、
優勝条件は、開催国の豪、英、日、香港の3カ国以上で走り、
一定以上のポイントを稼ぐことが規定されています。
ショワジールは前半戦で既に優勝に値するポイントを上げており、
あとは日本に来るだけでよかった。
それでボーナス100万米ドルは彼の陣営のものになったはずです。
あと2年早くグローバル・スプリント・チャレンジが発足していたら、
ちょっと残念な気がします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすからいよいよ新馬戦がスタートしますね。
どうぞお楽しみに。
