2011年05月05日
こんにちは。
先週土曜は英クラシック第1弾2000ギニーが行なわれ、
大本命フランケルが6馬身差の圧勝劇を演じました。
今週土曜は米クラシック開幕戦ケンタッキーダービーですね。
こちらはイギリスとは正反対に混戦模様になりそうな気配です。
というのも2歳時3戦3勝の王者アンクルモーが、
今季緒戦ウッドメモリアルSをあっさり3着に負けたからです。
父インディアンチャーリーが4戦不敗でダービーに臨み、
圧倒的な人気を裏切る3着、そのまま引退していることから、
“早熟血統かも?” とファンを不安にさせているのでしょうか。
それでもレースが迫るにつれ人気を回復させているようですから、
最終的には、やはりこの馬が1番人気に推されるのかも。
そのアンクルモーに迫り追い越す勢いがダイアルドイン。
前哨戦のフロリダダービーを再後方から追い込んで、
一躍スターダムに乗ってきました。
先行有利が常道のアメリカ競馬にあってはゼニヤッタと同じ
こうした極端な追い込みタイプが支持を集めるようです。
先ごろ引退した偉大なA.P.インディの後継を期待される
マインシャフト産駒ということも人気の一因でしょうか。
ウッドメモリアルSでアンクルに後塵を浴びせたトビーズコーナー、
サンタアニタダービーのミッドナイトインタールードは、
名伯楽ボブ・バファート調教師の秘蔵っ子ですね。
アーカンソーダービーの勝ち馬アーチアーチアーチ、
そのクビ差2着に粘ったネーロなんかもけっこうな人気です。
2歳チャンピオン・アンクルモーが巻き返すのか、
彼を追うライバルたちが勢いにものを言わせるのか、
名前も知られていない思わぬ伏兵が飛び出すのか、
今年のケンタッキーダービーは面白そうなムードがただよいます。
きょうも来てくださってありがとうございます。
なんだか先週今週あたりで世界中のクラシックの華が
一気に開花したような雰囲気になってきました。
毎年のことですが、胸ワクワクのシーズンの到来です。