
2011年04月29日
こんにちは。
サッカーのベガルタ仙台、野球の楽天ゴールデンイーグルス、
練習場にも事欠き各地を転々としながらのジプシー軍団が、
本当に久しぶりにホーム仙台に帰ってきます。
被災地の皆んさんの喜びもひとしおだろうと思います。
《目には青葉 山ほととぎす 初鰹》
青葉賞の季節になると、この句が自然と口に出る方も多いでしょう。
江戸初期の山口素堂という俳人の作品だそうです。
野が青葉で染まり、山々で農事の準備を告げるホトトギスが啼き、
海から初鰹の便りが届く初夏の風物詩に寄せて、
四季折々のメリハリを大事にする庶民の気持ちが現れています。
そこには “新しがり屋” の江戸人の心意気が潜んでいるのは当然です。
青葉賞を一口で言えば “ニューヒーロー” 登場の舞台でしょうか。
カーマインはどうなんでしょうか?
ご存じ 《緋色 (スカーレット) 一族》 の一員ですね。
祖母スカーレットローズの全妹にスカーレットブーケがおり、
ダイワメジャー、ダイワスカーレット兄妹を送り出しています。
日本ターフ史上にさん然と輝く名牝系です。
スカーレットローズがサンデーサイレンスとの間に産んだのが
スカーレットレディですが、こちらはダートで大働きします。
長兄サカラート (ペルシャ語で緋色の布) が交流競走で大活躍、
ヴァーミリアン (朱色) はG1を9勝したチャンピオンホースです。
その下のキングスエンブレムもダート重賞戦戦で売り出し中、
カーマインの全兄ソリタリーキングもダートで活躍しています。
サンデーレーシングはこの一族に緋色にちなんだ馬名を付けますが、
カーマインは紅色という意味で兄たちと同様の発想ですね。
なぜこの馬だけが芝を走るのか不思議なのですが、
考えてみればヴァーミリアンも2歳時は芝のレースを使われ、
ラジオNIKKEI2歳Sでは、ローゼンクロイツ、アドマイヤジャパン、
シックスセンスなど後のクラシック常連組相手に完勝しています。
芝を走って不思議はない血統だと思うのですが。
きょうも来てくださってありがとうございます。
カーマイン、芝2400mに勝ち鞍があり、走破時計も悪くありません。
《緋色一族》 からニューヒーローが誕生するのでしょうか。
