
2011年04月26日
こんにちは。
一昔前、日本と欧米の馬産界には隔たりがあったように思います。
そもそも日本が8000頭くらいの生産規模なのに対して、
北米3万頭以上、ヨーロッパ2万頭、オーストラリアがそれに続いて、
それらはズッと繋がっていて基本的に国境はありません。
一種の鎖国状態にある日本が太刀打ちできないのは当然です。
しかし近年、急速に国際化が進んでいるというのも事実です。
ほとんどの重賞レースが国際開放された現在では、
国際水準の馬づくりをしなければ通用しなくなるからです。
単純化していえば、欧米でいま起こっていることは、
遅かれ早かれに日本で起きるようになるのだと思います。
で、欧米の競馬事情に注目したりするのですが、
今週は土曜に2000ギニー、日曜に1000ギニーが
イギリスのニューマーケット競馬場で開催されます。
ヨーロッパ競馬もいよいよ本格的にシーズンインですね。
昨年の2歳シーズンは牡馬、牝馬ともにガリレオ産駒が
チャンピオンの座を独占しました。
牝馬は5戦3勝うちG1を2勝したミスティフォーミー。
牡馬は無敗街道を突っ走るフランケルがその馬です。
そのフランケルにデューハーストSで2着に健闘した
ロデリックオコンナーも同じガリレオ産駒で、
母の父デインヒルというところまでソックリです。
さて、勢いに乗っているガリレオの血ですが、
本番2000ギニー、1000ギニーの行方はどうなんでしょうか。
まず、きょうは2000ギニーをざっくり展望してみます。
大本命フランケルは今季緒戦のグリーナムSを楽勝しました。
ブックメーカーの前評判も1.5倍くらいと上々です。
距離が疑問視されるダービーはともかく、
1600mのここは確勝を期しての登場ということになります。
対抗格はロデリックオコンナーが一番手の評価をされています。
フランスで5戦5勝の大物ウットンバセットが調整遅れで回避、
ゴドルフィンの希望の星ドバイプリンスも故障でリタイアして、
それならということでパスフォークとともに押し出されました。
パスフォークはアイルランドの2歳王者戦ナショナルSの覇者、
まだ底を見せていない魅力が買われているようです。
他はとなるとオッズ10~20倍という評価の各馬が並びます。
ミドルパークSの覇者ドリームアヘッドも勝負付けが済んだ?
シェイク・モハメド殿下のカサメントもちょっと家賃が高い?
今季いいスタートを切ったネイティブカーンは力不足かも?
まぁ、フランケルで断然といったムードが支配的な今回です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
日本での重厚なイメージとはちょっと違って、
毎年のように優秀なマイラーも輩出するガリレオですが、
2000ギニーはまだ勝っていません。今度こそ、でしょうか。
