
2011年04月15日
こんにちは。
昨日は混沌としてきたアメリカのクラシック戦線模様、
日本で走ったミスターケビンの甥っ子のダイアルドインが
ケンタッキーダービーで1番人気になるかも、というお話でした。
一方、ヨーロッパでは4戦不敗の2歳チャンピオン・フランケルが
今週のグリーナムS (G3、芝7ハロン) で今季緒戦を迎えます。
英2000ギニーのブックメーカーオッズは1倍台の圧倒的な人気で、
ここは通過点といったところでしょうか。
グリーナムSは昨年もディックターピンとカンフォードクリフスが
一騎打ちを演じたG3とは思えない重みを感じさせるレースです。
その後のディックターピンはマイルG1を2→2→2→1着、
カンフォードクリフスは3→1→1→1着と主役の座を争いました。
フランケルがこの2頭に比肩する器なのは間違いないでしょう。
ただ気になるのは、2000ギニーまでは問題がないとしても
《ダービーは馬に聞いてみないと分からない》
とヘンリー・セシル調教師が距離不安を口にしていることです。
父がガリレオで母の父がデインヒルという血統です。
ガリレオというと、その父サドラーズウェルズと同様に
2400m級でパワー全開みたいなイメージがあるのですが、
マイルのカテゴリーでも良質な産駒を送り出しています。
06年にデューハーストSを含め5戦5勝したテオフィロが
やはりガリレオとデインヒルの配合でした。
彼は2歳シーズンで引退、距離適性は謎のままですが、
その答えのある程度はフランケルが出してくれるのでしょう。
シーザスターズ世代の実力馬リップヴァンウィンクルなんかも
マイル志向の強いガリレオ産駒でした。
名門オブライエン厩舎のエースという立場もあって、
距離が長めの大レースに出ることも多かったのですが、
マイルに専念していれば歴史に残る馬になったかも・・・。
日本適性が疑問視されることも多いこの系統ですが、
ガリレオという偉大な種牡馬の意外な多様性を見ると、
大きな可能性を感じたりもするこの頃です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日からは関東圏でもやっと馬券発売が再開、
たっぷりと楽しみたいと思います。
