
2010年10月11日
こんにちは。
先週からニューマーケットで開かれているタタソールのセリ市、
それに触発されたわけではないのですが、
海外と日本の馬選びの仕組みついてお話させてもらっています。
きのうもちょっと触れたように、いずれ遠からず日本のセリも
海外と同じようにリスクの少ない1歳馬中心になっていくはずです。
ホースマンの “知恵” は必ずそちらに向かうようになると思います。
しかし気になることもあります。クラブ法人です。
クラブは日本競馬界に大きな存在感を示すようになっています。
これを抜きに日本の競馬は成立しないほどです。
ところが現在は夏の新馬戦が始まる頃には、
翌年デビューの1歳馬の募集をはじめるクラブが多いようです。
ということは、カタログの制作期間やらを考えると、
遅くとも春の早い時点で募集馬を決めなければなりません。
秋のキーンランドやタタソールはもちろん、
夏のセレクトセール、セレクションセールも対象外です。
お話したように、イアリング (1歳馬) は、
リスク少なく良馬を購買するために、
長い歴史のなかで培われてきたホースマンの知恵です。
ゴドルフィンであれクールモアであれ、
世界のホースマンはこの仕組みを積極的に活用しています。
クラブ法人というシステムは、
お小遣い程度の気軽な出資でオーナー気分が楽しめる、
素晴らしい知恵だと思います。
クラブそれぞれにいろいろ事情はあるのでしょうが、
“日本の知恵” と “世界の知恵” を結びつけられないでしょうか。
ご存じのようにナカヤマフェスタは07年1歳セレクトセールで
1000万円で購買された馬です。
仮にどこかのクラブ法人が落札していれば、
400人で持てば一口2万5千円、手数料や利益を乗せても
3万円程度で凱旋門賞の歓喜が味わえるのです。
クラブ側にもいろいろ事情や都合があると思います。
でも、その都合で会員さんは素晴らしいチャンスを逃しています。
キーンランド、タタソールでも高馬はほんの一握りです。
クラブ法人を経営される方々も
リスク少なく良馬が選べるイアリングセールに進出して、
キーンランド、タタソールから、セレクト&セレクションから選定し、
一口出資者に提供する仕組みを考えてほしいと思います。
どこかのクラブで実験的にでもやってくれないでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
3連休はいかがでしょうか。
最後の一日、楽しくお過ごしください。
