2010年10月02日
こんにちは。
10月最初の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
きょうは札幌競馬場で札幌2歳Sが行われ、
日本時間の夜には海の向こうのベルモントパーク競馬場で
レッドディザイアがフラワーボウル招待Sに出走します。
あす日曜のロンシャン競馬場は世界最高峰レース凱旋門賞に
ナカヤマフェスタとヴィクトワールピサが挑みます。
中山競馬場ではG1・スプリンターズSがスタートしますが、
こちらには香港からグリーンバーディー、ウルトラファンタジーが
顔を見せています。もちろん有力馬の一角に位置しています。
ちょっと前には考えられなかった国際化ぶりです。
JRAがほとんどの重賞を国際グレード化したこともあるのですが、
馬主の方々、調教師の皆さんの意識がはっきり変わっています。
サラブレッドが自らの能力を最大限に発揮し強さを競うのに
国境はないのだ、そう皆さんが思いはじめているのだと思います。
競馬本来の姿がここにあるのだという気がします。
いい時代になったな、そんな風に思います。
J-horsemanとしては嬉しいかぎりです。
しかし検疫問題をはじめ課題もいろいろありそうです。
今月から南関東を舞台に短期免許で騎乗するムンロ騎手は
短期免許が必要だという制度自体が閉鎖的だといっています。
彼らは鞭一本を手に国から国へと毎日のように渡り歩いています。
ヨーロッパではイギリス、アイルランド、フランス、ドイツなどが
日本でいえば昨日は札幌で乗り、今日は中山、明日は阪神、
そんな感覚で繋がっているのでしょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ゴージャスな週末をたっぷりお楽しみください。