2010年09月24日
こんにちは。
きのう船橋競馬場で行われた日本テレビ盃 (G2) ですが、
“地元の雄” というより “地方競馬の星” フリオーソが
堂々たる横綱相撲で並み居る中央勢を押し切りました。
スピードが生きる脚抜きのよい馬場も幸いしたのでしょうが、
帝王賞でカネヒキリを完封した強さは本物のようです。
さて、サラブレッドの死病・屈腱炎と何度も戦いながら
チャンピオンの座を死守してきたカネヒキリが引退しました。
本当に偉い馬だったと思います。
以前にもちょっと書きましたが、カネヒキリの偉さは成績だけなく、
同じ難病を抱えたサラブレッドのオーナーや調教師などに
大きな勇気をくれたことです。
彼の闘病、そして復活のドラマを見て、どれだけの人々が
頭にちらつく引退の二文字をふり払ったことでしょう。
話はフリオーソにもどりますが、
“王座交代” の歴史的瞬間は帝王賞にあったのかもしれません。
大事なことは後から分かる、それが残念ですが、
今秋のJBCクラシック、ジャパンCダート、東京大賞典など
G1レースでの彼の走りが証明してくれることでしょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
お天気がはっきりしませんが、
気持ちのよい秋晴れの週末を迎えたいものです。