2010年09月22日
こんにちは。
今週の中山メイン・オールカマーですが、
昨年までマツリダゴッホが3連覇を達成しています。
これってけっこう凄い記録なんです。
同一重賞3連覇は古くは1956年~58年の鳴尾記念で
セカイオーという馬が成し遂げています。
その後、2連覇はいろいろな重賞で達成されていますが、
3連覇となると50年近い歳月を経て、
03年~05年の金鯱賞でタップダンスシチーが、
05年~07年の函館記念をエリモハリアーが勝っています。
どの馬も丈夫に高齢まで走り抜いた馬ばかりです。
“無事これ名馬” というのは本当なんですね。
“中山マイスター” と尊称されたマツリダゴッホは、
全10勝中8勝を中山コースであげています。
勝鞍だけでなく中味も立派で
G1・有馬記念をはじめG2はオールカマー3勝のほか、
日経賞とAJC杯も勝ち計5勝と素晴らしい成績を残しました。
記録もそうですが、いつまでも記憶に残る馬だといえそうです。
同一重賞3連覇へ向けて現在進行中なのは、
AJC杯と朝日チャレンジCのネヴァプションとキャプテントゥーレ、
ともに2連覇中で来年のレースに記録達成がかかります。
障害ではフジノオーとグランドマーチスの4連覇が光ります。
もっとも当時の中山大障害は春秋開催でしたから
足かけ2年で達成したことになります。
惜しかったのは06年~08年の阪神ジャンプSのコウエイライト、
3連覇後、1年以上の長期休養で4連覇を逃しましたが、
ことしの同レースを制して通算4勝目をあげています。
5年間で同一重賞4勝は先達に負けない立派な記録ですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
さて、ことしのオールカマー、
“中山マイスター” の新星は登場するのでしょうか。