2010年09月17日
こんにちは。
このところ凱旋門賞、ブリーダーズC (BC) フィリー&メアターフと
日本馬が出走する海外ビッグレースの
ブックメーカーなど現地の前評判をお伝えしています。
さてエスポワールシチーが出走予定のBCクラシック、
こちらの下馬評はどうなっているんでしょうか。
3歳馬ルッキンアットラッキーとご存じゼニヤッタが人気を争い、
それにブレイム、クロオリティロードがつづき、
ちょっと離れてレイチェルアレクサンドラが追うという構図ですね。
エスポワールシチーはその下のグループの一角の評価です。
ルッキンアットラッキーは1番人気のケンタッキーダービーで
6着と不可解な凡走をしましたが、その後立て直しに成功、
クラシック2冠目のプリークネスSを制し、ハスケル招待Hでは
ダービー1、2着のスーパーセイヴァー、アイスボックスを
まとめて負かし3歳No.1の評価を得ている馬です。
デビュー以来18連勝中のゼニヤッタは説明の必要もないでしょう。
この後、サンタアニタのレディーズシークレットSを叩き台に
順調なら20連勝とBCクラシック2連覇をかけて本番に臨みます。
ブレイムは曾祖母が名繁殖牝馬スペシャルという良血馬ですね。
ヌレイエフの母でありサドラーズウェルズの祖母として
現在の競馬地図に大きな影響力を及ぼしています。
ゆっくり力をつけながら現在5連勝中と上り調子が魅力です。
クオリティロードは今シーズン5戦4勝2着1回と好調ですが、
ホイットニーHで2着に負けた相手がブレイムでした。
このあたりが案外と平凡な評価になっているのでしょうか。
昨年ゼニヤッタをさしおいて年度代表馬に輝いたレイチェルが
今シーズンは大スランプに陥っています。
軽いメンバー相手に2着をつづけ、ちょっと信じられない姿です。
でも、ゼニヤッタとレイチェルアレクサンドラとの直接対決は
アメリカの人々すべての夢、実現すれば大盛り上がりでしょう。
こうしたメンバー相手に戦うエスポワールシチー、
この馬を知り尽くした佐藤哲三騎手とのコンビで
どんな競馬を見せてくれるのでしょうか。
いまから楽しみでなりません。
きょうも来てくださってありがとうございます。
国内はもちろん海外のレースも楽しめる今年の秋、
思う存分、競馬三昧といきたいものです。