2010年08月30日
こんにちは。
先週、熊本県の荒尾競馬場で行われた霧島賞、
荒尾といえばウルトラマンランドが有名ですが、
こちらは九州産馬限定の交流競走です。
船橋のテイエムヨカドーが中央所属馬を尻目に完勝して、
地方ファンを喜ばせました。
翌日の土曜は小倉競馬場で九州産限定のひまわり賞が行われ、
テイエムキューバが実力の違いを見せて5馬身差の圧勝。
ヨカドー、キューバともに竹園正継さんの所有馬です。
ヨカドーはテイエムオペラオー産駒で喜びはひとしおでしょうね。
キューバはアイビスサマーダッシュを勝った
テイエムチュラサンの半妹で、ひまわり賞は姉妹制覇になります。
“九州産の星”として大きく羽ばたいてほしいですね。
九州産馬もめっきり少なくなりました。
最近では繁殖牝馬を北海道に送り込み、そこで種付けして
九州に帰って出産するケースが増えているようです。
竹園さんはその代表格で、
テイエムオペラオーを北海道のテイエム牧場で繋養し、
九州に保有する繁殖牝馬のほとんどを種付けしています。
「いつか九州産馬でダービーを勝ちたい」
という竹園さんの夢と情熱がそうさせるのでしょう。
ぜひ実現するといいですね。
一方、九州産馬に限定して行われるのは、
地方に移設された霧島賞と中央のひまわり賞が二大レース。
霧島賞の1着賞金800万円は荒尾の最高金額だそうですが、
やはりレースの数そのものが増えないと
馬のレベルも馬主のモチベーションも上がりません。
ちょっと考えてみたい問題です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週もJ-horsemanをよろしくお願いします。