2010年08月23日
こんにちは。
異例の猛暑に襲われていたロシアで初雪が降ったそうです。
ムルマンスクという北極圏に位置する街のことです。
なにしろモスクワでも38度を越える記録的な暑さで
森林火災など異常事態が続いていました。
これで何とかしのぎやすくなるといいですね。
『2頭のもっとも完成されたサラブレッドを競馬場で走らせる。
それは皆が見たいと思っていることなのです』
ことしのケンタッキーダービーをスーパーセイヴァーで制した
トッド・プレッチャー調教師の言葉です。
彼は先週土曜のアラバマSにデヴィルメイケアを出走させました。
彼女はダービーにも挑戦した女傑でCCAオークスの覇者です。
もう1頭はケンタッキーオークスの勝ち馬ブラインドラック。
くしくも3歳牝馬の頂点を争う一戦になったわけです。
“皆が見たい” ゼニヤッタ VS レイチェルアレクサンドラの対決が
なかなか実現しないなかで勇気ある出陣は立派だと思います。
結果はブラインドラックが追い込みを決めて女王の座を手にし、
1番人気デヴィルメイケアは直線伸びあぐねて4着に終わりました。
結果は結果で仕方がないのですが、
ファンの望みをかなえてくれた両陣営に拍手を送りたいです。
さてアラバマSはサラトガ競馬場のダート10ハロンで行われます。
これと対をなすのが今週の “真夏のダービー” トラヴァーズSです。
同じサラトガの同じ距離で争われるわけですから、
ミッドサマーオークス&ダービーという感じなのでしょうか。
昨年もベルモントS馬サマーバードが勝っているように
例年トップクラスの馬が集結する格の高いレースです。
ことしはプリークネスSを勝ち、ハスケル招待Hを圧勝して
3歳NO.1の座に王手をかけたルッキンアットラッキーが
熱発で出走回避するのは残念ですが、
1864年創設とアメリカ最古のステークスレースだけに
伝統の重みを感じさせるレースを期待したいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
日本も初雪とはいいませんが少しは涼しくなるといいですね。
まだまだ暑さが続きます。どうぞご自愛ください。