2010年08月22日
こんにちは。
歴戦の古馬に混じった3歳馬のお話をしています。
去年の札幌記念2着のブエナビスタ、
08年クイーンS勝ちの桜花賞馬レジネッタなどのように、
世代トップクラスなら古馬相手でも十分に通用しそうです。
札幌記念挑戦の唯一の3歳馬ヒルノダムールは、
若葉Sでペルーサと馬体を接して叩き合い、
皐月賞でもヴィクトワールピサを脅かす末脚を見せました。
いずれも2着に泣きましたが、これは勝負の綾でしょう。
ダービーは9着に終わりましたが、
勝ったエイシンフラッシュが32秒7で上がる異例のスローペース、
これでは手も足も出ないのも仕方がありませんね。
世代トップクラスの実力馬であることは疑えません。
この馬を物指しにすればヴィクトワールピサやペルーサの
実力のほども測れるのではないかという思いもあります。
ことしで46回目となる伝統のG2・札幌記念ですが、
ここ10年で3頭の3歳馬が栄冠に輝いています。
エアエミネム、サクラプレジデント、アドマイヤムーンですが、
いずれ劣らぬ実力馬に成長しています。
ムーンはドバイデューティーフリー、宝塚記念、ジャパンCと
G1を3勝してダーレーに買われた国際派に成長しました。
札幌2歳Sを勝った思い出の地で復活を誓うロジユニヴァース、
メルボルンC遠征の壮行レースと張り切るマイネルキッツ、
本格化を思わせるアーネストリーをはじめ古馬陣も屈強です。
それに札幌の短い直線がどうかなあ、そんな気もしますが、
この馬を知り尽くした藤田伸二騎手に期待しましょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週もいい馬券になりますように。