2010年08月14日
こんにちは。
ゴルディコヴァがどれだけ傑出したマイラーかというと、
この距離は13戦11勝、2着2回とほぼパーフェクトな成績です。
うちG1が9勝というのですから、
主戦のペリエ騎手がいうように “規格外の強さ” なのでしょう。
マイルG1を中心に10勝しているのは、
キングマンボのお母さんとして知られるミエスクだけ。
歴史的名牝に肩を並べたといっていいゴルディコヴァです。
3歳時のライバルにザルカヴァがいたことを思えば、
この馬の評価は相当に高くなるでしょう。
ミエスクは英仏1000ギニーを連覇し、
ジャックルマロワ賞2回、ブリーダーズCマイル2回と
ゴルディコヴァとは似通った道を歩んでいます。
今回の好敵手は前走クイーンアンSで負かしたパコボーイ。
ゴルディコヴァにとって骨の折れる相手じゃないでしょう。
その他の有力どころは彼女に恐れをなしたのか
3歳マイル王カンフォードクリフスは出走自重、
リップヴァンウィンクルなどの古馬勢は
17日に行われる英インターナショナルSに回るようです。
ジャックルマロワ賞が手薄になりインターナショナルSが
思ってもみなかった好メンバーになりました。
これも競馬が織り成す綾といっていいのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすは思いがけなく面白くなった
インターナショナルSの話題をお届けします。
どうぞよろしくお願いします。