2010年08月12日
こんにちは。
台風の行方が心配ですが、
カネヒキリの出走で盛り上がるブリーダーズゴールドカップは
ナイター競馬で今夜8時の発走になります。
門別競馬場は、馬産地・日高に位置し、
札幌から高速バスで1時間半ちょっとした旅行気分です。
1997年の開場で日本ではもっとも新しい競馬場だそうです。
1周距離は1600mで大井、盛岡と並ぶスケールの大きさ。
でも、観戦スタンドは日本で一番小さな1300人収容。
雄大だけれど、のどか。そんなイメージでしょうか。
もともとトレセンとして造営され調教施設も充実しています。
地方、中央、海外を股にかけて駈けに駈けたコスモバルクも
この競馬場があったればこその存在でした。
北海道に根を下ろしたこのレースの特徴は、
馬産地らしくスタリオンシリーズとして行なわれ、
勝ち馬のオーナーに種牡馬の種付け権が贈られます。
ことしはダーレージャパンの協賛でアドマイヤムーン。
ジャパンC、宝塚記念、ドバイデューティーフリーと
3つのG1を制していますが、北海道とは相性が良くて、
札幌2歳ステークス、札幌記念など4戦4勝でした。
北海道のファンには愛着の深い馬なのでしょう。
彼自身を筆頭にスイープトウショウ、ラインクラフトのG1馬、
種牡馬としても成功しているサウスヴィグラスなど、
恵まれたとは思えない配合相手から
優秀な産駒を輩出したエンドスウィープの後継馬ですね。
こういう夢のある企画は何十年と続けて意味が生まれるもので、
ずっと頑張ってほしいものですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週末はフランスのリゾート地ドーヴィルで
マイルG1決戦ジャックルマロワ賞が行われます。
タイキシャトルが勝ったあのレースですね。
歴史的名牝に上り詰めようとしているゴルディコヴァ、
あすは彼女の話題を中心にお届けします。
どうぞよろしくお願いします。