2010年08月07日
こんにちは。
あすは今シーズン最初の2歳重賞、函館2歳Sが行われます。
ちょっと注目なのがワイルドラッシュ産駒のラッシュウインドです。
ワイルドラッシュは、自身アメリカのダートG1を2勝した一流馬で、
産駒もダービーグランプリのパーソナルラッシュ、
レパードSを勝ったトランセンドなどダートに強いタイプですね。
ところが小倉の芝1200mの新馬戦に出走のブラウンワイルドが
2着に6馬身差をつけ、一躍、注目株にのし上がりました。
走破時計の1分7秒9は、もちろんレコードタイムです。
1200mを1分7秒台で走った馬は、これまで1頭だけいます。
01年12月のフェアリーSのサーガノヴェルがその馬ですが、
新馬戦で7秒台を記録したとなるとブラウンワイルドだけです。
当然、馬場状態との兼ね合いもありますが、
非凡なスピードを秘めているのは疑いがありません。
さて、函館2歳Sに出走のラッシュウインドですが、
母系をたどってもダート色が圧倒的に強い血です。
半姉のクロニカは中央で勝てず地方へ転出、
中央にカムバックしてダート500万下を3連勝という
ちょっと珍しい記録の持ち主です。
ブラウンワイルドも母の半兄が東海公営のチャンピオン、
ブラウンシャトレーというダートに偏った実績を残しています。
ダート血統ワイルドラッシュの “突然変異” は本物なのか?
ちょっと注目してみたいと思っています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あす日曜もよろしくお願いします。