2010年07月25日
こんにちは。
注目の新種牡馬ディープインパクトの子供たちですが、
順調に勝ち星を伸ばしているようです。
先週までの約1ヵ月間で9頭がデビューし、
3-1-2-3という立派な成績を残しています。
使われたレースはすべて芝コースばかりでしたが、
勝ち鞍の距離は1200m、1600m、1800mと
幅広い対応性を見せています。
直線を豪快に追い込んだヒラボクインパクト、
一瞬で馬群を割ってきたレッドセインツなど
やはり父譲りの瞬発力が決め手の馬が多いようです。
たった1ヵ月で評価云々はできないのですが、
先々が楽しみでならないのは確かなようです。
昨年の新種牡馬ではゼンノロブロイが大活躍しました。
オークスを史上初の同着制覇したサンテミリオン、
ダービーの勝ち時計より速く青葉賞を圧勝したペルーサ、
クラシック戦線をにぎわした走りはさすがでしたね。
さらにマグニフィカがジャパンダートダービーを逃げ切り、
マカニビスティーは東京ダービーを追い込みました。
芝、ダートを問わない活躍ぶりには驚かされます。
パワフルな好馬体が目立つロブロイ産駒と違って
ディープの場合、小柄な仔が多いようなので
力のいるダートを苦にするタイプも出るかもしれませんが、
初勝利をプレゼントしたサイレントソニックのように
母系にミスプロ系の血が入るといいスピードを見せます。
配合によっては“ダートの鬼”を出しそうな気もします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ロブロイにしろ、ディープにしろ、
自分が実際に見てきたサラブレッドの子供たちが
走る姿を見られるのは幸せな気分にしてくれます。
今週も幸せ気分をたくさん味わいたいと思います。