
2010年07月11日
こんにちは。
きょうの阪神、ナムラタイタンとサマーウインド、
ダート短距離王を期待される両馬が対決します。
プロキオンSは歴史も浅く地味な印象のレースですが、
歴代優勝馬を眺めてみるとなかなかの豪華メンバー。
ジャパンCダートの覇者・バトルラインとか、
このレース連覇のスターリングローズとか、
ダートマイル王・ブルーコンコルドなどが顔を並べます。
記録ではなく記憶に残るという意味では
ブロードアピールが断然でしょうね。
とにかくテコでも動かぬ後方一気の一本槍、
直線入り口では20馬身以上も離されているのに、
ゴール板ではきっちり勝ち負けにからんでいます。
忘れた頃にたまの大駆けというのではなく、
毎回人気を背負ってそういうレースをしてくれましたから
ファンには可愛くて仕方がない存在でした。
いちばん有名なのは、00年11月の根岸Sでしょうか。
あの異次元の脚はちょっと語り尽くせません。
YouTubeに映像がアップされていますから、
ご自身の眼でぜひご覧になってください。
唖然呆然、驚くのを忘れて感動してしまいますよ。
01年のプロキオンSも強烈でした。
ケント・デザーモ騎手が鞍上で、
きょうはちょっと早目かな(といっても四角9番手の後方なのですが)と思ったら、
あっという間に突き抜けてゴールでは5馬身差。
痺れさせてくれる馬でした。
余談になりますがブロードアピールの子供たち、
ことしデビューが予定されているブロードピークは
父がディープインパクトといいますから、
いったいどんな脚を見せてくれるんだか。
ナムラタイタン、サマーウインド、グロリアスノア、
有力各馬の素質は只者ではなさそうです。
偉大な先輩たちに並ぶようなレースを期待したいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
暑さはますます厳しさを増していきます。
どうぞお体に気をつけてください。
来週もJ-horsemanをよろしくお願いします。
