
2010年06月24日
こんにちは。
宝塚記念の50年の歴史の中でもっとも価値の高い勝利と
称えたいのが05年のスイープトウショウです。
この年は前年の覇者タップダンスシチーが1番人気、
ゼンノロブロイ、ハーツクライ、リンカーンと
なんとも凄い馬たちが続いていました。
宝塚記念史でも最強のメンバーかもしれませんね。
熟年の境地に達したタップダンスシチーの華麗な逃げ脚、
ゼンノロブロイは、前年秋の天皇賞、ジャパンC、有馬記念と
秋季G1で史上初の3連覇を成し遂げ、
この後の英インターナショナルSで世界の強豪と死闘を演じ、
サラブレッドとして完成の域を極めつつありました。
ハーツクライも古馬になって充実し、
半年後の暮れには有馬記念でディープインパクトに土をつけ、
翌春のドバイシーマクラシックも制することになります。
このとき上り坂の真っ只中にいたようです。
リンカーンもG1常連としていつも堅実な走りを見せています。
秋華賞馬とはいえ牝馬のスイープトウショウに出番はない、
と考えられ11番人気というのも仕方がなかったでしょう。
レースは、大外枠をタップダンスシチーに行き足がつかず
コスモバルクが逃げる展開に。早くも遅くもないペースです。
コスモバルクは2200mのセントライト記念を
レコードで逃げ切っている馬です。
中距離をマイペースで行かせたら強い。
そうはさせじと三角過ぎからタップが動き、
それを合図にロブロイ、リンカーンなども一斉に進出。
淡々と流れたレースが一気に動きはじめます。
それら有力馬の直後で脚をためていたスイープトウショウは、
直線坂上から末脚を一閃させ、強豪各馬をなで切りに。
後方から追い込んだハーツクライを
クビだけ押さえ込んだところがゴールでした。
俗に牝馬の一瞬の切れといいますが、
まさに1ハロンだけの閃光、そんな強烈な印象を残しました。
個人的には宝塚記念のベストレースと思っています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ブエナビスタ、レッドディザイアには
スイープトウショウを超える名レースを見せてほしいです。
