
2010年02月01日
こんにちは。
今週のメインは共同通信杯、
ミスターシービーとナリタブライアンの三冠馬2頭を含む
12頭のダービー馬を輩出した伝統のレースですね。
10戦不敗の名馬を顕彰して
トキノミノル記念と銘打たれたレースだけに
ダービーに縁があるのでしょうか。
いよいよクラシックシーズン間近という気分になります。
さて、このレースでもっとも印象深いのは、
古い話になりますが1975年の第9回、
当時は東京4歳Sの名前で呼ばれていたレースです。
後の二冠馬と牝馬二冠馬、
カブラヤオーとテスコガビーが激突した一戦です。
カブラヤオーは「俺の馬に競りかける馬は潰れる」と
菅原泰夫騎手に豪語させたほどのスピード自慢。
テスコガビーは桜花賞が大差、オークスが8馬身差と
牝馬同士なら能力の絶対値の違いを見せました。
この両馬が直接対決するとあってはファンはたまりません。
しかし陣営には悩みもありました。
主戦ジョッキーがともに菅原騎手だったからです。
結局、菅原騎手はテスコガビーに騎乗し、
自厩舎のカブラヤオーは弟弟子の菅野騎手が乗ります。
この選択は菅原騎手が春のクラシック四冠独占という
史上初の快挙を成し遂げることに繋がります。
レースはカブラヤオーが暴走気味に逃げを打ち、
テスコガビーが追走する展開ではじまりました。
直線に入ってテスコガビーが並びかけますが、
カブラヤオーは抜かせようとしません。
480キロ台と当時の牝馬としては雄大な馬格を誇り、
大跳びのスピードタイプだったガビーには
おりからの重馬場に脚をとられたのかもしれません。
結局、彼女は首差だけ及ばず初の敗戦を喫します。
しかし誰の胸にも「いいものを見せてもらった」という
思いがずっしり残る名勝負でした。
きょうも来てくださってありがとうございます。
武豊騎手と西川哲 東京サラブレッドクラブ社長の
特別対談を更新しました。
どうぞよろしくお願いします。
