2010年01月15日
こんにちは。
きのうは先週のハイライトということで、
10歳馬ニシノコンサフォスの鮮やかな勝利と
馬主さん、厩舎関係者の愛情について考えました。
きょうは先週のもうひとつの話題、
ゼンノロブロイ産駒の重賞初勝利の話題です。
ゼンノロブロイは藤澤和雄厩舎の所属馬で
天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念と
秋のG1を3連覇した唯一のサラブレッドです。
5歳時にはイギリス遠征してインターナショナルS(G1)で
エレクトロキューショニストの首差2着に踏ん張り、
世界レベルの実力の確かさを見せました。
人気種牡馬がひしめくサンデーサイレンス直仔ですから、
必ずしも配合相手に恵まれているわけではありませんが、
ファーストシーズンの昨年は、
2歳種牡馬ランキング9位と健闘しています。
ことしはまだ4日間の開催ですが4勝と好調で
3歳牝馬重賞のフェアリーS(G3)をコスモネモシンが
人気薄を嘲笑うかのように鮮やかに差し切りました。
ロブロイ自身、3歳2月のデビューで
青葉賞勝ちからダービー2着と
素質の高さを見せていましたが本格化したのは4歳秋。
ロブロイを育てた同じ藤澤厩舎のペルーサなど
成長が楽しみな馬もたくさん控えています。
クラシックシーズンに向けて期待が高まりますね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
武豊騎手と東京サラブレッドクラブ西川哲社長の
『新春特別対談』はきょうが2回目です。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』
『競馬新聞の◎をチェック!』は夕刻ごろの更新となります。
どうぞよろしくお願いします。