2010年01月12日
こんにちは。
きのうも少しご紹介しましたが、
あすから新春特別企画として、
“ミスタージョッキー”武豊騎手と
東京サラブレッドクラブの西川哲社長をお迎えして、
豪華対談がいよいよスタートします。
お暇なおりにのぞいていただけるとうれしいです。
ご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
さて、7日間で4日開催と忙しかった“門松競馬”、
馬券の成績はいかがだったでしょうか。
幸先良いお年玉馬券を手にされた方も多いと思います。
今週のメインは中山の京成杯と京都の日経新春杯。
日経新春杯はどうしても32年前の光景がつきまといます。
前走の有馬記念で宿敵トウショウボーイを倒し、
海外遠征を決めたテンポイントが地元のファンの前での
壮行レースに雪の京都競馬場に姿を現わしました。
テンポイントに課せられた重量は実に66.5キロ、
最恵量50.5キロのビクトリアシチーとは16キロ差もあります。
しかしテンポイントは実力の違いを見せつけるように
マイペースでハナを制し後続を寄せ付けません。
だれもが彼の楽勝を信じました。
しかし4コーナー手前で彼は突然競走中止します。
骨折でした。
その後はご存じのように凄絶な闘病生活を送り、
日本中の人々の願いもむなしく、
ついに彼は帰らぬ名馬となってしまいます。
サラブレッドの宿命といってしまえばそれまでですが、
日経新春杯が彼の悲劇を二度と起こさないための
誓いのレースになればと思います。
そしてことしも全馬無事にレースをしてほしいと祈ります。
きょうも来てくださってありがとうございます。
それではあすからの新春特別企画、
どうぞよろしくお願いします。