2010年01月11日
こんにちは。
きのうはJRA年度代表馬ウオッカのお話しをしました。
一方、地方競馬のNRAは年度代表馬に
2歳牝馬のラブミーチャンを選出しています。
今回で20回目になるそうですが、2歳牝馬は初めてとか。
中央も地方も、さらにはアメリカで14戦不敗のゼニヤッタ、
牝馬、牝馬の2009年だったということでしょうか。
ご存じのようにラブミーチャンは笠松競馬場の所属。
デビューから2連勝して、京都の条件クラスに出走し、
小倉2歳Sで1人気に推されたほどの素質馬サリエルに
レコード勝ちの圧勝を収めました。
次いで園田のジュニアグランプリ(G2)を逃げ切ると
川崎の全日本2歳優駿(G1)まで手中にしています。
ダート短距離で活躍したサウスヴィグラス産駒で
母もダート1000mの新馬戦を逃げ切ったスピード馬です。
グランド牧場が代々育て上げてきた母系ですね。
距離延びてどうかと心配する方もいらっしゃるようですが、
川崎の走りを見る限りまだ伸びしろがありそうです。
主戦の浜口楠彦騎手は、安藤勝巳騎手とは
同期で生年月日まで同じのベテランジョッキーです。
金太郎を思わせる童顔で親しみやすい人柄ですが、
追わせると腕っ節の強いところを見せてくれます。
同期の安藤騎手が中央、また川原正一騎手が園田へと
“乗れる騎手”が流出する中で頑張っている好漢です。
ラブミーチャンとひのき舞台へ駆け上がってください。
柳江仁調教師はどこかのインタビューで
「ドバイのUAEダービーか桜花賞か」
と今後の抱負を語っていましたが、
“笠松の星”として人々を勇気づけるようなレースを
してくれたらうれしいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
年末にちょっとだけ新春特別企画のお話をしましたが、
今週水曜日から、武豊騎手と
東京サラブレッドクラブの西川哲社長の
特別対談がいよいよスタートします。
どうぞお楽しみに。