2010年01月08日
こんにちは。
各種リーディングが発表されましたが、きのうは
キングカメハメハが牡馬ローズキングダム、
牝馬アパパネとチャンピオン出し2歳種牡馬王に輝いたお話しをしました。
一方、騎手部門では武豊騎手が指定席を
内田博幸騎手に明け渡すという“事件”がありました。
話しは少しさかのぼりますが、
昨年12月29日に行われた2009年最後のG1、
東京大賞典(大井競馬場、ダート2000m)は、
武豊騎手の古豪ヴァーミリアンを
内田騎手のサクセスブロッケンが鼻差だけ差し切りました。
“事件”を象徴する出来事だったといえるかもしれません。
“事件”というのは、武騎手は3年目に王座を占めて以来、
アメリカに遠征した91年と
拠点をフランスに移して海外滞在が長かった01年以外、
すべての年度でリーディングジョッキーに君臨、
23年間で18回も王座を独占してきたからです。
この間にJRA通算3000勝を超えるなど
前人未到の快挙を成し遂げています。
まさに“ジョッキー・オブ・ジョッキーズ”
武豊騎手のような偉大なチャンピオンでも
負けることがあるのですから勝負は厳しいものです。
JRAでは1レース平均14.5頭ほどが出走します。
勝率に換算すると0.7%弱にしかなりません。
それほど勝つというのは難しいことなんだなと思います。
勝つのは難しい。勝ちつづけるのはもっと難しい。
まして王座を長年維持するのは並大抵ではないでしょう。
内田騎手の頑張りに敬意を表するとともに、
武豊騎手の巻き返しに期待したい2010年です。
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