2010年01月02日
おはようございます。
2010年の2日目、いかがお過ごしでしょうか。
きょうは年1度だけの競馬がお休みの週末です。
暇つぶしにのぞいてくださればうれしいです。
さて、年のけじめということで昨年の競馬を振り返り、
ことしの楽しみをお届けさせていただいています。
きのうは質量ともに充実したダート戦線の話題でしたが、
きょうは “ちょっと異常な” 感じがした
暮れの有馬記念のお話をさせてください。
“異常な” というのは出走馬に4歳馬がいなかったこと。
ここ最近を振り返っても、
伝説の9馬身ぶちっぎりを演じたシンボリクリスエスから、
芸術のような逃げ切りを披露したダイワスカーレットまで、
6年連続で勝利を飾っているように、
充実期を迎えた4歳馬が強さを見せつけるレースです。
過去、53回の有馬記念で4歳馬の出走がなかった年は
一度もありません。
ところがことしは、
皐月賞馬キャプテントゥーレがマイルチャンピオンシップに回り、
菊花賞馬オウケンブルースリは休養中、
そしてエース格のダービー馬ディープスカイは引退と
クラシックホースの姿が見当たらず、
それはおくとしても、
この世代の馬が1頭もいないのは “ちょっと異常” ですね。
総体的にこの世代のレベルは高くないのでしょうか。
かといって3歳馬に期待しようにも、
牝馬2強のブエナビスタ、レッドディザイアは別格として
牡馬陣に古馬と対等に戦える馬が見当たりませんね。
“おじさんアスリート” カンパニーがつくりあげた流れが、
今年もつづくのでしょうか。
あれこれと考えさせられる正月2日目です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
J-horsemanでは新春特別企画も準備しています。
どうぞお楽しみに。