2010年01月01日
あけましておめでとうございます。
ご家族おそろいでいい年をお迎えのことと思います。
皆さんの競馬ライフが最高に楽しい1年になるよう
心からお祈り申し上げます。
さて、去年は「政権交代」というキーワードが流行しました。
競馬の世界にもその余波は伝わってきたように思います。
2009年最初のG1・フェブラリーSでそれは起きました。
カネヒキリ、ヴァーミリアンを筆頭とする強い7歳世代に対して、
フレッシュな明け4歳世代がチャレンジしました。
結果はご存じのように、サクセスブロッケン、
カジノドライヴの4歳勢がワンツゥーフィニッシュを決め、
あわや逃げ切りかと思わせた
エスポワールシチーが4着に粘りました。
これはたまたま一過性の結果と見る方も多かったのですが、
エスポワールシチーが急成長を遂げて、
ダートG1の3連勝目にジャパンCダートを圧勝して、
「政権交代」が現実のものであることを証明しました。
カジノドライヴは残念ながら闘病中ですが、
ことしの秋ごろには元気な姿を見せてくれるでしょう。
「日本のダート戦線というものは、
年々その質の高さ、層の厚さが際立ってきている」
『海の向こうの競馬、そしてホースマン』シリーズの
合田直弘さんはそう指摘しています。
実際、ジャパンCダートではシルクメビウス、
ゴールデンチケットの3歳勢が2、3着に健闘し、
体調が一息整わなかった
4歳サクセスブロッケンが4着に踏ん張りました。
今度は本格化したエスポワールシチーが
「政権交代」を迫られるのでしょうか。
ことしもダート戦線は面白いレースが見られそうですね。
お正月早々から来てくださってありがとうございます。
三が日も休まず更新していきます。
ことしもJ-horsemanをよろしくお願いします。