2009年12月31日
こんにちは。
2009年もきょうが最後、いかがお過ごしでしょうか。
紅白に並ぶ大晦日の風物詩になったK-1ダイナマイトは
カリスマヒーロー魔裟斗選手の引退試合、
吉田 VS 石井の金メダリスト対決、
往く人来る人、ワクワクドキドキのマッチメークで、
様々な思いが複雑に交錯する大晦日になりそうです。
格闘技の祭典に我を忘れて見られたらいいですね。
さて、ことしも様々なホースマンが
様々に味わい深い言葉を残してくれました。
競馬の奥深さや神秘さを感じさせてくれたという意味では
アガ・カーン4世殿下へのインタビューが印象的でした。
『一貫した伝統的な馬産とは、
“素質の高い牝馬” を世に送り出して、
それが礎となってこそまた生産が成り立つのです。
08年のザルカヴァも09年のシャラヤナも、
血統をさかのぼれば私どもアガ・カーンの基礎牝馬である
ムムタズマハルにたどり着く伝統的な血脈の牝馬です。
娘に素晴らしい次世代を残してやれたことはうれしい』
7戦7勝で凱旋門賞を勝ったザルカヴァは
来春、シーザスターズとの交配が決まっているようです。
素晴らしい未来を産み出してくれるといいですね。
エリザベス女王杯で末脚の切れの片鱗を見せてくれた
シャラナヤは来年も現役をつづけるようです。
暮れの香港ヴァーズに彗星のように登場し
スパニッシュムーンやユームザインなど欧州一流馬を
なぎ倒して5戦5勝としたダルヤカナも
来年に連勝記録の継続を賭けています。
殿下の素晴らしいサラブレッドたちの
競走生活はそれほど長くありませんが、
殿下とそのパートナーであるホースマンたちが
連綿と紡ぎだしていく血統の絨毯には感動すら覚えます。
来年もぜひ殿下のサラブレッドたちに
日本の競馬場で会いたいと思います。
ことしも1年、来てくださってありがとうございます。
何かお役に立ったり、為になったりすることはありませんが、
皆さんの暇つぶしが少しでも気持ち良くなるようにと
1日また1日、更新をつづけてきました。
年明けも元旦から更新を重ねていきます。
来年もよろしくお願いします。
それではいいお年をお迎えください。