2010年01月19日
こんにちは。
昨年のJPNサラブレッドランキングが発表されています。
2歳はローズキングダムが114ポンドで1位、
3歳はロジユヴァースが118ポンド、
4歳以上はカンパニーとドリームジャーニーが
122ポンドで並んでいます。
ところがこうしたレーティングでは国際的に
牝馬には4ポンドのアローワンスが与えられます。
実際のレースでは2キロの斤量差になりますね。
それを考慮すると、3歳では117ポンドのブエナビスタが
121ポンドの評価になりロジユニヴァースを抜きます。
レッドディザイアも119ポンド評価になりますね。
昨年の3歳は牝馬2強が突出していたということでしょうか。
4歳以上でもウオッカは124ポンドの評価になりますから、
カンパニー、ドリームジャーニーを上回ります。
世界に目を転じてみると、
英2冠、凱旋門賞を制覇したチャンピオンホース
シーザスターズの136ポンドは別格として、
ジャックルマルワ賞を圧勝したゴルディコヴァ、
14戦不敗でブリーダーズCを完勝したゼニヤッタ、
プリークネスSなど男勝りのレイチェルアレクサンドラ、
などアローワンスを加味すると牝馬が上位独占しています。
2008年の凱旋門賞を7戦7勝でもぎ取った
ザルカヴァの存在なども考えると、
2000年代後半は“牝馬の時代”だったのかもしれません。
さて、2010年代はどうなるのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
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