2010年09月16日
こんにちは。
今朝、レッドディザイアがアメリカへ旅立ちました。
所属の東京サラブレッドクラブのホームページによれば、
10月2日ベルモントパークのフラワーボウル招待S (G1) を
ケント・デザーモ騎手で試走後、11月5日チャーチルダウンズの
ブリーダーズCフィリー&メアターフをめざすそうです。
ドバイの無念をアメリカで晴らしてほしいものです。
さて、きのうは凱旋門賞のブックメーカー評価をご紹介しましたが、
レッドディザイアが出走するBCフィリー&メアターフの前評判は
ちょっと気が早いのですがどうなんでしょうか。
断然の人気は昨年の同レースの覇者ミッディに集まっています。
今シーズンもますます地力強化して目下G1を3連勝中、
ヨークシャーオークスで英愛オークス馬スノーフェアリーを破り、
前走ヴェルメイユ賞では仏オークス馬サラフィナを倒しました。
芝中距離のカテゴリーでは文句のないNo.1に評価されています。
「来年にかける」 とスノーフェアリーが早々と戦線離脱を表明、
プロから見てもミッディの実力はそれくらい抜けているのでしょう。
昨年の仏オークス、ヴェルメイユ賞を勝ったスタセリタが2番人気、
でもナッソーSでミッディに完敗しています。
さっきご紹介したサラフィナあたりがこれに続き、
フランスからアメリカに主戦場を移しG1を3連勝中のプロヴィソ、
一昨年の覇者とはいえ、ここ最近は2着、3着を繰り返している
フォーエヴァートゥゲザーも戦歴の割には評価が高いです。
この馬はなぜかいつも人気しますね。
こんなところがレッドディザイアのライバルたちでしょうか。
彼女への評価はフラワーボウル招待Sを見てから、
ということなのでしょうが、強敵ぞろいは間違いありません。
でも、ドバイでトライアルとはいえ牡馬をまとめて負かした彼女、
素晴らしい戦いを見せてくれると思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもJ-horsemanにお付き合いください。