2009年12月20日
こんにちは。
きょうのメインは2歳チャンピオン決定戦の
朝日杯フューチュリティSが行われます。
ここまで9つの2歳重賞レースが行われてきましたが、
G1を制するのはどの馬でしょうか。
ここ10年くらいを振り返ると、東スポ杯組が3勝、
京王杯組が2勝とつづき、
昨年のセイウンワンダーは新潟2歳Sからの直行でした。
99年エイシンプレストンは新馬を勝ったばかり、
00年メジロベイリーは未勝利勝ちから勝利しました。
ことしも東スポ杯を勝ったローズキングダム、
接戦の2着に頑張ったトーセンファントムなどの評価が高いようです。
もちろんそれだけの根拠はあると思うのですが、
注目したのはここには出走しないリディルの存在です。
10月のデイリー杯2歳Sを1分33秒7と速い時計で制し、
“クラシック一番星”の評価も受けた馬です。
骨折で長期休養を余儀なくされているのは残念です。
そのリディルに首差まで迫ったのがエイシンアポロン。
彼は次走・京王杯2歳Sを完勝します。
このとき2着だったアニメイトバイオが
先週の阪神ジュベナイルFで2着していることからも
レースレベルを計れます。
ま、リディルを物指しにすると
アポロンを筆頭とする京王杯出走組に
少し目をやってもいいかなと思います。
ことしの2歳戦線を血統的に見ると
9つのうち6レースをサンデーサイレンス系が制しました。
“幻の2歳王者”リディルはアグネスタキオンの仔ですね。
東スポ杯のローズキングダムは母父がSSですから、
やはりSSには逆らえないということでしょうか。
でも、ここへ来てちょっと流れが変わってきたのかも?
先週の阪神ジュベナイルFを強い勝ち方をした
アパパネはキングカメハメハの娘でした。
ここで1人気が想定されるローズと同じ父親ですね。
エイシンアポロンも非SS系の外国産馬です。
SS系ネオユニヴァースのトーセンファントム、
SS系デュランダルのニシノメイゲツは中山得意、
さて、2歳戦線最終章を制するのはどの血統でしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
来週はいよいよ2009年のフィナーレを飾る有馬記念、
気持ちよく締めくくれるといいですね。