武豊 西川哲 新春特別対談

“スーパージョッキー”武豊騎手と、競馬の世界でトップを目指す東京サラブレッドクラブ社長西川哲が存分に語り尽くしてくれました。
第1回
二人の初めての出会いは、テレビの"女子アナ新年会"

真冬の冷たい風が吹きすさぶなか、
かつてCMに出演していた三菱アウトランダ-(車体の色は鮮やかな赤)を駆って、
武豊騎手が対談会場となる和食屋さんに到着しました。
細身のお洒落なスーツを着込んだ武豊さんと、オーソドックスなスーツ姿の西川哲社長は、
まずはガッチリと握手を交わし、久しぶりとなる再会を喜びあいました。
そして対談は、お二人が初めて出会ったときの思い出話からスタートします。

武ちゃんと初めて会ったのは、
フジテレビの“女子アナ新年会”という番組だったよね。
覚えている?

よく、覚えていますよ。
確か、ぼくが20歳のころだから、
もう20年も前になりますかねぇ。

ぼくの方は21歳だったかな。
フジテレビの有賀さつきアナとか、河野景子アナとかが出ていて、
スポーツ界の若手ということで、
ゴルファーのぼくや、ジョッキーの武ちゃん、
それからプロ野球ロッテの初芝清選手なんかが出ていた。
それで、女子アナたちを相手に
“フィーリングカップル5対5” みたいなことをやった・・・(笑)。

 

“フィーリングカップル” の結果も気になるところですが、
お互いの第一印象は、どういうものだったのでしょう?

当時は、競馬の世界以外の知り合いというのが本当にいなくて、
違う世界の人に、凄く興味を持っていたんです。
でも、芸能界の人と付き合うのも難しいところがあったし、
野球選手も身体付きが全然違っていて、
ちょっと距離感を感じていた(笑)。
でも哲さんは、年齢も近かったし、
身体付きもプロスポーツ選手としては華奢だったから、
楽屋にいるときから親近感を持っていた。
それで、実際にお話をしてみて、
とても話やすかったことを覚えていますね。

ぼくも、武ちゃんの第一印象が凄く良くて、
すぐに友達になりたいなと思った。
だけど、あの時期はお互いに忙しかったし、
武ちゃんはすぐに国民的スターになっちゃったし(笑)、
一緒に飲みに行ったりということは、なかなかできなかったよね。

あのテレビ番組の後も、
ゴルフ関係のイベントやパーティーで、
何度かお会いしていたのですけどね。

 
 

(金曜日更新の第2回につづく)

 

次回は、ゴルフについての話題をお届けします。

  
 武豊騎手のオフィシャルサイトへはこちらからどうぞ