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    <title>知恵の言葉</title>
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    <title>格上挑戦、次走はいらず（後編・最終回）</title>
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    <published>2009-12-21T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-12-01T04:09:35Z</updated>

    <summary>専門家は、「眼に見えない疲労があったのでは･･･」という。たしかにそのとおり。格...</summary>
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        <![CDATA[<p><font color="#333333">専門家は、</font><strong><span style="font-size: 150%">「眼に見えない疲労があったのでは･･･」</span></strong><font color="#333333">という。<br />たしかにそのとおり。<br />格上挑戦しての好成績は、</font><strong>馬にとって相当な負担</strong><font color="#333333">になる。<br />プロ野球の一軍の試合に起用された一軍半クラスの選手が、<br />試合後、異常に疲れるのと同じだ。<br />それでも、たとえばパドックや返し馬、馬体重の増減などで、<br />あきらかに疲労残りがわかれば注意はできただろうが、<br />専門家のいうように</font><strong>「眼に見えない疲労」ではどうしようもない</strong><font color="#333333">。<br />ともかく、こういうパターンでは、いつもハズレつづける。<br /></font><strong>さらに、もうひとつの裏付けがある。</strong><font color="#333333"><br />格上挑戦で激走するのは、調教師が激走できるだけの馬体作りをしたということだ。<br />当然、調子はこのときがピークだ。<br />絶好調であったからこそ格上でも激走できたのである。<br />つまり、馬の調子の持続から見て、<br />自己条件に戻ったころは、格上挑戦したときより調子落ちと考えていいのだ。<br />こんなわけで、格上挑戦激走直後のレースは、<br /></font><span style="font-size: 150%"><strong>疲労残りと調子落ちで買い目がない</strong></span><font color="#333333">。<br />そして、狙い目は数戦した後の調子を戻したときである。<br />この格上挑戦激走馬のパターンは山ほどあるが、<br />決まっていえるのは自己条件に戻った第1戦目は人気になるということだ。<br />そして、</font><strong><span style="font-size: 150%">必ず負ける</span></strong><font color="#333333">。<br />穴レースのサンプルといっていいだろう。<br />格上挑戦でも凡走していれば、これはあてはまらない。<br />凡走なら疲労も残らず、調子落ちもない。<br />それに人気にもならず、だからである。<br />格上挑戦馬の次走の読みを簡単にいえば、<br /></font><span style="font-size: 150%"><strong>前走の成績が激走なら「いらず」</strong></span><font color="#333333">、<br /></font><span style="font-size: 150%"><strong>凡走なら「気にせず」</strong></span><font color="#333333">なのである。</font><font color="#333333"><br /><br />・・・今回が「知恵の言葉」の最終回となります。<br />馬券検討の際には、バックナンバーから<br />きっと役立つ知恵の言葉を探してみて下さい。<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>格上挑戦、次走はいらず（前編）</title>
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    <published>2009-12-17T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-12-01T04:01:17Z</updated>

    <summary>大相撲の格付けと競馬のクラス分けは、どこか似ている。横綱、大関クラスを競馬のオー...</summary>
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        <![CDATA[<p><font color="#333333">大相撲の格付けと競馬のクラス分けは、どこか似ている。<br />横綱、大関クラスを競馬のオープン級とすると、関脇、小結は準オープン級。<br />幕内上位が2勝クラスで、幕内以下は1勝クラス、そして、十両以下序ノ口までは未勝利だ。<br />十両クラスの未勝利級が、横綱、大関クラスのオープン級を負かすことはない。<br />が、各クラスの境目あたりは、ときによって格上を負かすことがあるし、<br />勝てないまでも大善戦（大相撲になる）をすることもしばしばだ。<br />90年の秋場所をみると、東西の関脇である安芸ノ島と寺尾がそうだった。<br />とくに安芸ノ島は、上位と対戦するとモーレツな強さを発揮し、<br />過去の対戦成績もほとんど5分である。<br />寺尾も、御存知 &ldquo;善戦マン&rdquo; といわれるくらいで、上位に対して大相撲をとる。<br />両力士とも格上と対戦すると、<br />勝ち負けは別として、</font><strong><span style="font-size: 150%">相当な地力を発揮する</span></strong><font color="#333333">ということだ。<br />そんな力を秘めた両力士が、<br />自分より格下の相手に対して確実に勝つかといえば、それがそうでもないのである。<br />安芸ノ島（秋場所6勝9敗）は9敗のうち格下相手に6敗、<br />寺尾（秋場所9勝6敗）も6敗のうち格下に3敗もしている。<br />つまり、地力はあっても簡単に勝てないのが相撲であり、勝負事である。<br />両力士とも、格上力士と大相撲をとることで人気があるワケだ。<br />競馬にもこれとよく似たケースがある。<br />実際のクラスが準オープンであっても重賞レースに挑戦したり、<br />1勝クラスでありながら格上の2勝クラスに挑む馬がいる。<br />そして、そこで好成績をおさめると、<br /><br /></font><span style="font-size: 150%"><strong>「格上であれだけ戦ったのだから、自己条件なら大楽勝」</strong></span><font color="#333333"><br /><br />と一本人気になる。<br /></font><strong>これで勝てば「めでたしめでたし」だが、そうは問屋がおろさない。</strong><font color="#333333"><br /></font><span style="font-size: 150%"><strong>「格上挑戦、次走はいらず」</strong></span><font color="#333333">なのである。<br />それではなぜ、格上で激走して地力アップがはかれたはずの馬が、<br />このようにいとも簡単に惨敗するのか？</font><font color="#333333"><br /><br />・・・続きは火曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>前評判（展開予想）の裏に宝の山あり（後編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-44.html" />
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    <published>2009-12-14T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-12-01T03:53:18Z</updated>

    <summary><![CDATA[ところが、ミスターシービーの鞍上は、&ldquo;ドン亀&rdquo;の吉永正人...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>ところが、ミスターシービーの鞍上は、&ldquo;ドン亀&rdquo;の吉永正人。<br />この人、けっしてスタートはヘタではなかったが、<br />たまたま出遅れてスゴい脚をつかったものだから、<br />ミスターシービーが <span style="font-size: 150%"><strong>&ldquo;吉永流追い込み馬&rdquo;</strong></span> になってしまったのだ。<br />増沢にでも乗り替わっていれば、<br />当初の思惑どおり希代の逃げ馬になっていたかもしれない。<br />この増沢には、<strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;増沢マジック&rdquo;</span></strong> と呼ばれる絶妙の先行テクニックがある。<br /><strong>馬が群れて走るなら、人＝騎手も群れたがる</strong>。<br />したがって、そこには目に見えない心理戦争がある。<br />増沢がポンといくと、他の騎手は競りかけないケースが多い。<br />中日の星野監督は現役時代、たいしたスピードもないのにいいピッチングをした。<br />「オレは星野だ！」と顔で投げていたからだというが、増沢の場合も顔で乗っている。<br />だから、他の騎手は競りかけない。<br />だが、増沢のそんな顔もきかないケースがある。<br />強引に競りかけてくる騎手がいれば、<br />展開予想は当人はもちろん、われわれ馬券を買うファンも迷ってしまう。<br />こうした<strong>騎手心理にもっとも影響を与えるのが、&ldquo;前評判&rdquo;</strong>である。<br />たとえば、<br /><br /><span style="font-size: 150%"><strong>「このレースは、逃げたい馬が多くてハイペースは必至」</strong></span><br /><br />とか、逆に、<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%">「ここはどうみても○○○の単騎逃げでスローペース」</span></strong><br /><br />などという例の予想である。<br />そして、こんな前評判に反発したいのが人間＝騎手の心理ではなかろうか。<br />ハイペース必至の展開なら、<br />ムリしていっては入着もおぼつかないと控える馬がでてくる。<br />で、結局は、スタートでポンといった馬が楽々と逃げきってしまったりする。<br />あるいはスローペース必至、しかも少頭数立て。<br />こんなレースは、実は逃げ馬がいちばん苦しい。<br />勝負にならない馬が競りかけてくることもあるが、<br />スローペースに落としすぎると、後につづく馬は楽々追走でき、<br />直線一気の勝負にもち込まれてしまうのである。<br />ともあれ、妙味ある展開予想は、力の予想が優先してしまったときである。<br />強い逃げ馬がいると、この馬を目標に早め早めに仕掛ける馬がでてくる。<br />強力な差し馬がいる場合は、<br />好位をキープしたグループが前を気にせず強力な差し馬をマークする。<br />しかし、馬券作戦としては、こうした展開予想のウラを読まなくてはならない。<br />いずれにせよ、<strong>展開＝ペースは、強力馬や人気馬がつくる</strong>と考えればいいだろう。<br />力と力が接近していれば、展開の利、不利はかなりの部分を占める。<br />90年、第50回「皐月賞」で逃げ切れなかったアイネスフウジンが、<br />第57回「ダービー」を逃げきったのも、これも紙一重の展開のアヤなのである。<br /><font color="#333333"><br />・・・次回はいよいよ最終話「格上挑戦、次走はいらず」をお送りします。<br />金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>前評判（展開予想）の裏に宝の山あり（中編）</title>
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    <published>2009-12-10T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-12-01T03:46:37Z</updated>

    <summary>ところが、展開は一方で正義の味方の月光仮面ともいえる。つまり、展開が強きをくじき...</summary>
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        <![CDATA[<p>ところが、展開は一方で正義の味方の月光仮面ともいえる。<br />つまり、展開が強きをくじき、弱気を助けるケースである。<br />前出の「ジャパンC」はその典型だ。<br />さて、<strong><span style="font-size: 150%">展開はどう読むか？<br /></span></strong>これはたいへんむずかしい。<br />競馬新聞が決めるわけではもちろんない。<br />競馬新聞のあれは、あくまでも予想である。<br />「予想」を逆から書くと、「ウソヨ」だもんにィ。<br />それはともかく、<strong>展開予想のポイントは、どの馬が逃げるか</strong>、である。<br />たとえば、3歳の特別戦。<br />出走する全馬が1000mを1分00秒0で勝ってきたとする。<br />さて、どの馬が逃げるか。<br />能力もほぼ同じだと仮定すると、前走の勝ち方はあんまり関係ない。<br />どの馬も逃げられるし、どの馬も追い込んでこられるからだ。<br />しかし、現実のレースになると、<br />逃げるのは逃げて、追い込み馬は後方につけている。<br />専門的には、同じ1分00秒0でも、<br />その勝ちタイムのラップ（200mごとに要したタイム）があり、<br />ダッシュ力のある馬がハナを切る展開になる。<br />とはいえ、結局、<strong><span style="font-size: 150%">展開は、騎手のハラひとつ</span></strong>ではないだろうか。<br />脚質なんていうのは、騎乗者の判断ひとつでかわるものなのである。<br />要は、その馬の能力をだしきればいいのだ。<br />ただし、逃げ馬の場合は、脚質転換はそう簡単にはままならない。<br /><strong>逃げ馬の脚質は、気性面からくるもの</strong>だからである。<br />気が強い反面、小心で、とにかく1頭だけで走っていなければ気がすまない。<br />これをあえておさえて、好位差しなどを狙ったりすると、<br />馬は反抗して走る気をなくしてしまう。<br />こうした馬の脚質を転換させるには、直線一気の勝負しかない。<br />この典型的な馬がミスターシービーである。<br />ミスターシービーの母シービークインは、優秀な逃げ馬だった。<br />この血統にトウショウボーイを配合したのだから、本来は快足馬である。<br />事実、牧場時代からその傾向があり、<br />引退後、牧場関係者は、<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%">「超一流の逃げ馬になると思っていた」<br /></span></strong><br />と語っていたほどだ。<br />ところが・・・・・<font color="#333333"><br /><br />・・・続きは火曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>前評判（展開予想）の裏に宝の山あり（前編）</title>
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    <published>2009-12-07T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-12-01T03:41:41Z</updated>

    <summary>競馬が楕円形のコースを使用して行われる以上、展開の比重はきわめて大きい。レース結...</summary>
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        <name>horseman</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p>競馬が楕円形のコースを使用して行われる以上、展開の比重はきわめて大きい。<br />レース結果と展開は、切っても切れない関係といっていいだろう。<br />外国には直線だけで勝負を競う「ストレッチ」がある。<br />1000～1200mだが、これだってセパレートコースで行われるわけではないので、<br />展開のアヤがある。<br />人間がやる陸上競技の短距離レースのようなタイムレースにもならない。<br />ともあれ、競馬は、馬が密集して走るので、<br />ポジションやらなにやらあって、能力イコール結果とはなかなかならない。<br />忘れもしない、第4回「ジャパンカップ」――――。<br />あれよあれよとカツラギエースが逃げ切り、<br />単勝4060円もつけたが、この逃亡劇は展開の生んだ結果である。<br />カツラギエースはけっして弱い馬ではなかったが、<br />日本の馬として「ジャパンC」に初めて勝つというほど<br />強い馬とは思えなかったのである。<br />「ジャパンC」は、各馬の能力比較がつかない。<br />外国馬の場合、だいたいは成績を見て、日本の芝コースの適性を加味し、<br /><strong>「これがいちばん日本向きだ」</strong>と予想する。<br />また、ヨーロッパのG1の実績があると、やはり「強い」ということで人気になる。<br />ところが、<strong>展開という要素がスッポリとぬけているのである</strong>。<br />外国の馬の脚質、戦法など推理しようがなくムリからぬ面もあるが、<br />力で決着がつく以上に展開で決着がついているケースが多いのだから、<br />展開を無視するわけにはいかない。<br />さらに、「ジャパンC」が荒れる要因は、<br />日本の芝向きのアメリカの格下馬が軽視されていることと、<br />展開を読みきれないところにある。<br />強くなくても、展開だけで勝つことはしばしばなのだ。<br />写真判定というものがある。<br />自分の買った馬が対象ならなおさらだが、<br />きわどいハナ差で1着、3着になり、<br />馬券がパーになるのは「運」とともに展開に左右されたのである。<br />自分の買った馬は、絵にかいたようにガンバッた。<br />けれど、3着ではおカネにならない。<br /><br /><span style="font-size: 100%"><strong>「あそこでアイツが競り込まなければ残っていたのに。<br />よけいなお世話だっていうの。バカヤロー」<br /></strong></span><br />とか、<br /><br /><strong>「もう少し前がやりあってくれれば、届いたのに･･･。クヤシイ！」</strong><br /><br />などといっても、結果がでてしまえばグチでしかない。<br />ところが・・・・・<font color="#333333"><br /><br />・・・続きは金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>ウラ情報、知られた時点で買い目なし（後編）</title>
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    <published>2009-12-03T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-25T10:19:20Z</updated>

    <summary>もうひとつ、馬主席にとびかうウソのような本当の話をしよう。一般の馬券ファンにとっ...</summary>
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        <![CDATA[<p>もうひとつ、馬主席にとびかうウソのような本当の話をしよう。<br />一般の馬券ファンにとって、スタンドの下から見上げるしかない馬主席には、<br /><strong>「さぞかし極秘情報がとびかっているにちがいない」</strong><br />と思われがちだ。<br />しかし、ひと口に馬主といってもピンからキリまで。<br />馬券を買う人もいれば買わない人もいるし、<br />ハズレて熱くなる人もいれば、終始おだやかな紳士もいる。<br />また昔からの金持ちもいれば、<br />なかには馬主席に似合わないコワーイ人物もいる。<br />競馬ファンが集まれば、<br /><strong><span style="font-size: 150%">「あの馬は買い」</span></strong>とか<span style="font-size: 150%"><strong>「ダメ」</strong></span>とかいうように、<br />馬主席でも同じ光景がくり返される。<br />違うのは、出走する馬の持ち主がそばにいるということだ。<br />そこで、その馬主に「お宅の馬、勝てそうですか？」ぐらいのことは聞く。<br />聞かれたほうも「わからない」とか「調教師は勝負だと言っていた」ぐらいのことは答える。<br />それを聞いた馬主は自分の席に戻り、仲間の馬主とヒソヒソ話。<br />そして、「あの馬の馬主の情報によれば、調教師が勝負だといった」となる。<br />しかし、馬主情報だからといって<strong><span style="font-size: 150%">勝負にでるとハズレ</span></strong>。<br />なんのことはない、馬主だって調教師にだまされているのだ。<br />自分たちで勝手に情報をつくっているだけなのである。<br />また、馬主くらいになると、使い走りのほうも心得たもので、<br />顔見知りのトラックマンや知人のところをまわって情報を仕入れてくる。<br />そして、たとえば「○○会長のつけた印ですから内密に」などと言って<br />馬主にメモを渡したとする。<br />そうすると、馬券などいいかげんなものだから、○○会長の予想もときには当たる。<br />すると、「やっぱり○○会長だけのことはある」となるのは想像に難くないだろう。<br />ところが、あとでその使い走りにたづねたら、<br />「○○会長」とは知りあいの町内会長で、そのご仁のつけた印だったのだ。<br />馬主席でさえこんなウラ情報がとびかっているのだから、<br />自分のところまで飛んできたウラ情報なんか、<br />まず<strong><span style="font-size: 150%">買い目はないと思ったほうが賢明だ</span></strong>。<br />人面魚だって、調べてみれば鯉の問屋で1匹300円といった値段で、<br />山と売られていたりする。<br />ウラ情報なんて、そんなものなのだ。<br /><font color="#333333"><br />・・・次回は「前評判（展開予想）の裏に宝の山あり」をお送りします。<br />火曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>ウラ情報、知られた時点で買い目なし（中編）</title>
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    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.942</id>

    <published>2009-11-30T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-25T10:12:48Z</updated>

    <summary>競馬社会の情報には、一次情報と二次情報がある。一次情報は、調教師、騎手、厩務員、...</summary>
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        <name>horseman</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">競馬社会の情報には、一次情報と二次情報がある。<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%">一次情報</span></strong>は、調教師、騎手、厩務員、馬主などから入ってくるもの。<br /><strong><span style="font-size: 150%">二次情報</span></strong>は一次情報を集めた専門紙のトラックマンやスポーツ紙の記者が<br />マスコミを媒体として我々に伝える情報のことで、<br />騎手、調教師のコメントなどが一般的だ。<br />この一次情報と二次情報のうち、<br /><strong>マスコミなどを通さない一次情報がつまりウラ情報だ</strong>。<br />一次情報は、たとえば新聞の締め切りにまにあわなかった情報をもつトラックマンとか、<br />厩舎社会に詳しい厩舎関係に勤務している人とかが、<br />飲み屋の自慢話というかたちでタレ流す。<br />それがめぐりめぐってファンのところまで届く、<br />というのが、いわゆるウラ情報の流通経路だ。<br />もちろん、根も葉もないガセネタもあるが、<br /><strong><span style="font-size: 150%">「ウラ情報、知られた時点で買い目なし」</span></strong>である。<br />なぜ買い目がないのか？<br /><br />「人の口に戸はたたない」<br />「一度口から出た秘密は秘密でなくなる」<br />「悪事千里を走る」<br /><br />などというように、ウラ情報の類はアッというまに知れわたる。<br />だからこそ、一般の人々の耳にまで入る。<br />JRAもマスコミも厩舎関係者も、そんなことは百も承知、二百も合点だ。<br />だから、そのウラ情報が仮に真実であったとしても、<br />知れわたってしまった場合は実行されることはまずない。<br />万が一、実行された場合は、JRAでもマスコミでも大騒ぎになるだろう。<br />そして、それでもし的中したとしても、<br />みんなも買っているはずだから、うまみのカケラもないはずだ。<br />ウラ情報なるものがもし耳に入ったときは、結果ぐらいは調べてみよう。<br />きっと<strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;オオイタチ&rdquo;</span></strong>がいいところのはずだ。<br />本当（!?）のウラ情報というものは確かにある。<br />けれども、本当のウラ情報というのは、<br />俗にいうウラ情報という形で<br />われわれファンのところまでは伝わらないから証拠がない。<br />それに、八百長などというのではなく、単なるウチワ話だから、<br />成功・不成功も関係ない。<br /><br />もうひとつ、馬主席にとびかう･････</span><font color="#333333"><br /><br />・・・続きは金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>ウラ情報、知られた時点で買い目なし（前編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-39.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.941</id>

    <published>2009-11-26T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-25T10:06:54Z</updated>

    <summary>今ではもう影もかたちもなくなってしまい、落語などの一節でしか知ることのできないも...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">今ではもう影もかたちもなくなってしまい、<br />落語などの一節でしか知ることのできないものに、<br /><strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;見せもの小屋&rdquo;</span></strong>がある。<br />祭りの縁日などには必ずあったその見せもの小屋に、<br />決まってあったのが<strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;オオイタチ&rdquo;</span></strong>というしろもの。<br />客寄せの口上にのせられ、<br /><br />「一度、オオイタチなるものを見てみるか」<br /><br />と木戸銭を払って中に入ると、<br />大きなイタチなどどこにもいなくて、<br />一滴の血が付着した大きな裁ち板<br /><span style="font-size: 90%">（布などを裁断するときに台として用いる板）</span><br />が立てかけてあるだけ。<br />なんのことはない、&ldquo;大裁ち板血（オオタチイタチ）&rdquo;なのである。<br />風俗産業が今のような全盛になるひと昔前、<br />裸の足がからみあっているところだけを見せて<br />客に売りつける&ldquo;エロ写真屋&rdquo;がいた。<br />若い学生さんとかが密かに買い求め、<br />ひとけのないところで開けてみると、<br />中身は力士がガップリと組みあった相撲写真だった、<br />なんてことがあった。<br />今ならさしづめ、人面ナントカだろうか。<br />とまあ、こんなわけで、<br />人間の<strong>未知なるものに対するあくなき探求</strong>はつきることがない。<br />競馬をはじめとする競輪、競艇、オートなどの公営ギャンブルはもちろんのこと、<br />株や商品相場など、<br /><strong>金儲けにはウラ情報<span style="font-size: 90%">（内部情報、極秘情報などといわれるもの）</span>がつきものだ</strong>。<br />なかでも厩舎や馬主などベールに包まれた部分が多くあるのが競馬で、<br />ウラ情報の類はあとをたたない。<br /><br />競馬社会の情報には、一次情報と･････</span><font color="#333333"><br /><br />・・・続きは火曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>&quot;顔見せ&quot;につきあうべからず（後編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-38.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.905</id>

    <published>2009-11-23T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-16T03:11:45Z</updated>

    <summary>それこそ専門家のコメントがなくてはわからない。もちろん、こうなると、専門家のコメ...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">それこそ専門家のコメントがなくてはわからない。<br />もちろん、こうなると、専門家のコメントに引きずられることになってしまう。<br />声を大にしていいたいが、<br />だいいち返し馬までジックリ見て馬券を買える<strong><span style="font-size: 150%">時間的余裕はない</span></strong>。<br />とにかく、あの大混雑。<br />締めきりに間に合いっこない。ウインズ（場外馬券場）ならなおさらだ。<br />ウインズの話がでたついでに述べるが、考えてもみよ。<br />パドックや返し馬が馬券作戦の必勝法なら、<br />だれもウインズに行かなくなり、本馬場へ行ってしまう。<br />中央競馬の売上げの8割以上はウインズが占めているので、<br />こうなると競馬場はパンクだ。<br />だが、現実には、こうはならない。<br />ウインズでこと足りているのだ。<br />このことは、パドックや返し馬は馬券上、<br /><span style="font-size: 150%"><strong>たいした手がかりにはならない</strong></span>、<br />ということを証明してはいないか。<br />極論すれば、馬の顔見せというのは、ファンのためにあるのではなく、<br />すべてこれからレースに出走する馬のためにあるのだ。<br /><strong>「パドックや返し馬はセレモニーで、<br />競馬というギャンブルをベールにかくすためにやっているのである」</strong><br />といったご仁がいたが、<br />こういうふうに考えるくらいがちょうどいいのではないか。<br />馬券作戦には、パドック重視型、実績重視型、展開重視型、血統重視型―――<br />といろいろなタイプがあるが、<br />このうちパドック重視型と血統重視型には大きな欠点がある。<br />簡単にいえば、血統は<strong>「一流の仔、必ずしも一流馬ではない」</strong>ということであり、<br />パドックや返し馬はセレモニーで、本番とはちがうということである。<br />いずれにせよ、パドックや返し馬だけを重視していると、<br /><strong><span style="font-size: 150%">赤字街道まっしぐらになる</span></strong>。<br />専門家の的中率や回収率がそれを証明している。<br /></span><font color="#333333"><br />・・・次回は金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>&quot;顔見せ&quot;につきあうべからず（中編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-37.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.904</id>

    <published>2009-11-19T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-16T03:01:50Z</updated>

    <summary>専門家でもこの程度なのだから、土、日曜日しか馬を見られないファンにとっては、連対...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">専門家でもこの程度なのだから、<br />土、日曜日しか馬を見られないファンにとっては、<br />連対馬を選びだすことはもちろん、<br />馬の調子の良し悪しをつかむことすらむずかしいのではないか。<br />たとえセレクトしても、それがイコール好走馬でなくては意味がない。<br />仮にオグリキャップ、スーパークリークなどのスターホースに、<br />ちがう馬の名札をつけてパドックにだしてみても、<br />はたして何割のファンが「ちがう」と見抜けるだろうか。<br />こんなワケで、一般的にはラジオ、テレビを通じての専門家のコメントがなければ、<br />馬の良し悪しはわからないといっても過言ではない。<br />つまり、多くのファンは、<strong><span style="font-size: 150%">専門家の主観</span></strong>に引きずられているのだ。<br />専門家が「仕上がっている」といえばそのように見えるし、<br />「ダメ」といわれればそのように見える･･･というか、そう思ってしまうのである。<br />実際、2人の専門家にコメントを述べさせると、<br />真実はひとつしかないのに、2人の意見が異なることがほとんどだ。<br />ときとして意見が合うこともあるが、馬の序列が違っていたりする。<br />パドック解説というのは、<strong><span style="font-size: 150%">このくらいアイマイ</span></strong>なのである。<br />だから、&ldquo;週一&rdquo; &ldquo;週二&rdquo;のファンがわかることといったら、<br /><strong><span style="font-size: 150%">「牛のような馬は走らない」</span></strong>とか<br /><strong><span style="font-size: 150%">「汗をかいているな」</span></strong>くらいのことが関の山だろう。<br /><br />返し馬も同様だ。<br />返し馬というのは、馬をコースにならしたり、<br />コズミをほぐすためのウォーミングアップである。<br />また、その際、気合不足の馬に気合をいれたり、<br />入れ込んでいる馬をなだめたりする。<br />そして、このときの専門家のコメントもパドック同様、さまざまだ。<br />たとえば<strong>、「返し馬をしないから○○はダメ」</strong>とか、<br /><strong>「○○の返し馬は必要ない」</strong>といった調子。<br />しかし、これだって、「しないからダメ」でないケースが多いし、<br />「必要のない馬」イコール連対馬とは限らないのである。<br />それに、ファンにとって、返し馬での判断は<br /><span style="font-size: 150%"><strong>パドック以上に至難のワザ</strong></span>なのだ。<br />パドックでの仕上がり具合でさえアイマイなムキに、<br />思い思い走っている馬の観察なんてどだいムリな話なのである。</span><font color="#333333"><br />それこそ･･･<br /><br />・・・続きは火曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>&quot;顔見せ&quot;につきあうべからず（前編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-36.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.903</id>

    <published>2009-11-16T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-16T02:43:30Z</updated>

    <summary>以前、パドックでのポイントを述べたが、ここでは、わからないんだったらいっそのこと...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">以前、パドックでのポイントを述べたが、<br />ここでは、わからないんだったらいっそのこと<br /><span style="font-size: 150%"><strong>パドックなんか見るな</strong></span>、<br />という大胆な&ldquo;異見&rdquo;を開陳しよう。<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%">「顔見せにつきあうべからず」</span></strong><br /><br />というのは、ハッキリいってスタートからゴールまでの間以外、<br />競走馬を見るな、ということである。<br />だいいちパドックや返し馬などで<br />競走馬の気配や状態を熱心に観察して馬券を買ったとしても、<br />ぜったいに儲からない!?<br />ロマン派や自分の目で馬を見て馬券を買うのが<br />本当のやり方だと思っているファンには、<br />「とんでもないことだ」といわれそうだが、<br />競走馬の気配や状態を見て馬券を買うのは少々ムリなこと、<br />ともいえるのである。<br />テレビやラジオの競馬中継は、<br />パドックや返し馬で専門家が意見を述べる<br />というパターンで放送を行っている。<br />まずパドックでの引き馬。<br />女性ファンやロマン派には、<br />大好きな馬やジョッキーが間近に見られるチャンスであり、<br />このときがいちばん幸せともいえる。<br />そして、このとき、ラジオやテレビでは、専門家のコメントを流す。<br />馬体は太くないか、細くないか、<br />あるいは仕上がり具合はどうか、<br />トモの踏み込みはいいか、悪いか、毛艶はどうか、などなど。<br />さらに、最終的には5～6頭の馬を推奨馬としてセレクトする。<br />しかし、コメントするご仁は、その馬がぜったいに勝つ、<br />あるいはぜったいに連対するとはけっしていわない。<br />なぜなら、彼らには、これまで選びだした馬に<br /><strong>さんざん裏切られたという、&ldquo;経験科学&rdquo;があるからだ</strong>。<br />なにしろ、これでメシを食っているのだ。<br />当然、馬の体調の良し悪しぐらいはわかる。<br />が、いい馬がイコール好走馬ではないことをも同時に知っているのである。<br />専門家でもこの程度なのだから&hellip;</span><font color="#333333"><br /><br />・・・続きは金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>厩舎社会はヤラズ上手（後編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-35.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.882</id>

    <published>2009-11-12T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-09T08:45:34Z</updated>

    <summary>そして、こうしたクラスの馬を有効に使うには、「生かさず殺さず」が基本パターンにな...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">そして、こうしたクラスの馬を有効に使うには、<br /><strong><span style="font-size: 150%">「生かさず殺さず」</span></strong>が基本パターンになる。<br />OH! これぞ資本主義のメカニズム。<br />身につまされますな、ご同輩。クッスン。<br />とはいえ、あの山口瞳センセーもいっています。<br />どんなブスな女性でも、<br />生涯に一度はあの春に咲くサクラのように<br />ハツラツと光りかがやく時期がある、と。<br />スポーツも同じ。<br />どんな選手でも、<br />スポーツ人生の中で<strong>必ずピークをむかえる時期がある</strong>のだ。<br />思えば、90年（平成2）のプロ野球。<br />ペナントレースは須藤大洋のガンバリ以外に見るべきものがなかったが、<br />選手個人はなんといっても近鉄の新人・野茂英雄がスゴかった。<br />ストレートとフォークボールでバッタバッタと三振をとり、<br />最多勝、勝率1位、防御率、奪三振の4冠王。<br />だが、これを10年前にやった投手がいた。<br />80年（昭和55）の日本ハムの木田だ。<br />その後の木田は、<br />2年目に10勝をあげたものの、なかずとばず。<br />日本ハムから大洋、中日に移り、<br />野茂が活躍した今年のシーズン終了後、自由契約、つまりクビになった。<br /><span style="font-size: 150%"><strong>太くて短く生きてしまった</strong></span>ワケだ。<br />これが入団早々、大活躍もできずに二線級で終始していれば、<br />あるいはいまもって<br />貴重な中継ぎ投手として現役をつづけていたかもしれない。<br />ピーク時が<span style="font-size: 150%"><strong>早過ぎた不幸</strong></span>といえばいいのか。<br />競馬の場合も似たり寄ったりである。<br />やはりどんな馬でも、競走馬生涯の中でピークの状態をむかえる時期がある。<br />そして、このとき、まとめて勝ってしまうと、必然的にクラスが上がってしまう。<br />当然、以後は強敵を相手にしなければならない。<br />状態のよさだけで勝ち上がってきた馬は、<br />この<span style="font-size: 150%"><strong>昇級のカベが厚い</strong></span>。<br />フツーの状態にもどってしまっては、入着すらむずかしい。勝てない&hellip;。<br />馬自身も、スランプに陥ってしまい、<br />軽いメンバーになっても走る気をなくしてしまう。<br />こんなワケで、厩舎がその馬の&ldquo;素質&rdquo;を<br />どの程度見極めているかがポイントになる。<br />一般的には、一度勝ったらしばらくは様子を見るのである。<br /><strong><span style="font-size: 150%">いうところの &ldquo;ヤラズ&rdquo; である</span></strong>。<br />考えてみれば、競馬というのは、1着、2着、3着、4着･･･がいて、<br />ブービーがいて、さらにドンジリがいてはじめて成り立つ。<br />そのムカシは、強すぎるゆえ単走駆けもあったらしいが、いまはない。<br />しかし、ファンは、出走するからには万全の状態で、<br />全馬が勝ちにくると思っている。<br />そして、それを前提に馬券を購入する。<br /><strong>こんな青くさい考えでは的中しない</strong>。<br />出走手当て、入着賞金がめあてで出走してくる馬もいるのだから。<br />とくに900万下のクラスがクセモノだ。<br />500万下だと赤字だが、900万下の総賞金は、<br />馬代金や預託料を含めた経費を上まわり、黒字なのである。<br />だから、なまじ勝って1500万下に上がりたくない、と思うのは人情だ。<br />1500万下はレースが少なく、<br />コースや距離が限定されてしまうからである。<br />こんなワケで、900万下は、<br />馬主や厩舎にとって<strong><span style="font-size: 150%">居心地のいいクラス</span></strong>なのだ。</span><font color="#333333"><br /><br />・・・次回は火曜日の<font color="#333333">更新となります。お楽しみに！</font><br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>厩舎社会はヤラズ上手（前編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-34.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.881</id>

    <published>2009-11-09T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-11-09T08:34:19Z</updated>

    <summary>厩舎をひとつの企業として捉えるとすると、そこに所属する馬たちは営業マンである。彼...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">厩舎をひとつの企業として捉えるとすると、<br />そこに所属する<strong><span style="font-size: 150%">馬たちは営業マン</span></strong>である。<br />彼らがタフに走り、<br />稼ぎだしてくるカネが企業に利益をもたらすのだ。<br />こうしたことから、<br />厩舎の人事配置ならぬ馬配置が効率よくできていれば、<br />どんどん利益を生みだすことになる。<br /><strong>強い馬づくりは、ホースメンの理想</strong>である。<br />しかし、自厩舎の馬がすべてオープン馬だった日には、<br />同じレースに自分のところの馬が何頭も出走したり、<br />使うレースも限定されてしまう。これではきわめて効率が悪い。<br />その道の専門家に聞くと、<br />企業の人材構成は次のようになっているという。<br /><br />1割･･･有能で利益効率の高い人材<br />5割･･･マジメでタフな人材<br />1割･･･きむずかしいが、天才肌、職人肌<br />1割･･･スケープゴートとしての人材<br />2割･･･以上の人たちを引きたてるためのどうでもいい人材<br /><br />厩舎の馬構成も、これとだいたい同じである。<br />オープンクラス、準オープンクラス、<br />中堅、下級条件とバランスよく配置できれば、<br />毎週、効率よく出走させることができ、カネも稼げる。<br />われわれファンは、とかくオープンクラスばかりに目がいきがちだが、<br />中堅、下級条件馬というのは、企業の<strong>縁の下の力もち的存在</strong>の<br />マジメでタフな人材にあたる重要な存在である。<br />オープン、準オープンクラスの馬は、出走できるレースが限定され、<br />出走する際にも細かな配慮が必要になってくる。<br />よく走る馬ほど繊細でこわれやすいのである。<br />夏休みはあるし、どこかに不安があればすぐに休養をとらせる。<br />1年中、コマネズミのように稼働させるワケにはいかないのである。<br /><strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;1年を○日で過ごすいい男&rdquo;</span></strong> なのだ。<br />そこへいくと、中堅、下級条件馬はまったく過酷。<br />ミスター労働者に気遣いなんか無用とばかりに<br />中1週・連闘といった感じで走らせる。<br />状態がいいとか悪いとか以前の問題なのである。<br />要するに、走れる状態ならば、もうどんどん走らせるのだ。<br />当然、弱いクラスだから、<br />成績が上がらなくてもいっこうにさしつかえはない。<br />なにしろ、おカネだけは入るのだから。<br />われわれファンにはまったく無縁だが、<br />8着までに入れば、タイムオーバーや失格事項がない限り、<br />入着賞金が入ってくる額は、1着賞金とくらべれば微々たるものだが、<br />チリもつもればなんとやら。集まれば相当な金額になる。<br /></span><font color="#333333">そして･･･<br /><br />・・・続きは金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>正直ものの&quot;ヘンタ買い&quot;（後編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/entrypost-33.html" />
    <id>tag:www.j-horseman.com,2009:/word_of_wisdom//21.845</id>

    <published>2009-11-05T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-10-28T09:17:48Z</updated>

    <summary>なぜかというと競馬サークルとは運命共同体だから、「お説ごもっとも」で引きさがって...</summary>
    <author>
        <name>horseman</name>
        <uri>http://www.j-horseman.com/cgi-bin/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=21&amp;id=2</uri>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-horseman.com/word_of_wisdom/">
        <![CDATA[<p>なぜかというと競馬サークルとは<strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">運命共同体</span></span></strong>だから、<br />「お説ごもっとも」で引きさがっても、なんの痛みも感じないのだ。<br />かわいそうなのは、スポーツ紙や夕刊紙の記者。<br />記者としてはあたりまえなのだが、<br /><strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">&ldquo;スクープ&rdquo;</span></span></strong>という感覚で<br />ヤバい話をオフレコで書いてしまったりする。<br />これで出入り禁止になる記者が、案外多いのである。<br />実際、ミスターシービーの報道パニック以来、<br />新聞に載せるコメントは、調教師や責任のある助手、<br />騎手といった人たちに限られる傾向になってきた。<br />そして、実際に馬の世話をする厩務員のコメントはオミットされだした。<br /><strong><span style="color: #000000">馬主やファンに影響大</span></strong>という理由からである。<br />逆にいえば、こうした厩務員は本当のことをいうのではないか、と思えるが、<br />悲しいかな、この人たちは自分の馬を近視眼的にしか見られない。<br />サークル内での<strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">横の連絡がない</span></span></strong>のだ。<br />そんなところから、厩務員のコメントを面白おかしく書いて載せる新聞もあるが、<br />マユツバなものが多い。<br />同じコメントでも、冒頭にふれた後者のほう、<br />一般に「調教メモ」といわれる調教担当者のコメントはどうか---。<br />これも千差万別だが、主観による判断だから<strong><span style="color: #000000">担当者の&ldquo;目&rdquo;</span></strong>しだいということになる。<br />スポーツ紙の場合、記者は兼任が多く、一部をのぞいて専任者の数は少ない。<br />したがって、専門紙のほうがいくらかマシといえる。<br />だが、トラックマンとはいっても、騎乗経験のある人はほとんどいない。<br />競馬が好きでこの道に入り、調教スタンドでストップウォッチを押している、<br />ただそれだけの人たちではあるのだが、しかしこれでメシを食っているのだ。<br />そのうち道は開けてくる。<br />動きの良し悪し、状態の把握などはベテランになればできるようになる。<br />そうなるには、最低10年は必要ではあるが･･･。<br />デキのわるいトラックマンは、<strong>時計が速い＝動きがいい＝絶好調</strong>、となる。<br />こんなのは、なにも朝早くから取材しなくても、タイムだけ見れば書けるというものだ。<br />いいトラックマンを見つけるコツは、遅い時計の馬に対する評価である。<br /><strong><span style="font-size: 150%">「遅くていいんだ」</span></strong>が好結果に結びつくということは、<br />経験とともに<span style="font-size: 150%"><strong>&ldquo;目&rdquo;のたしかさがある証拠</strong></span>なのだ。<br /><font color="#333333"><br />・・・次回は火曜日の</font><font color="#333333">更新となります。お楽しみに！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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    <title>正直ものの&quot;ヘンタ買い&quot;（中編）</title>
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    <published>2009-11-02T15:01:00Z</published>
    <updated>2009-10-28T09:12:41Z</updated>

    <summary>しかし、こういう馬が、併せ馬、ことに３頭併せで追い切りを行ってくると、いいほうに...</summary>
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        <![CDATA[<p><span style="color: #333333">しかし、こういう馬が、併せ馬、ことに３頭併せで追い切りを行ってくると、<br />いいほうに変わってくることがある。<br />単走でやると速いタイムをだすのはそれだけ能力がある証拠だが、<br />気が小さい証明でもあるのだ。<br />こうしたことも、コメントを併せ読むとある程度わかってくる。<br />逆に、時計が遅いのも、理由づきなら一考する価値がある。<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">「いつもこんなもの」</span></span></strong><br /><br />なんていうのはどう捉えていいか判断に苦しむところだが、<br /><br /><strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">「新しい調教法をこころみた」<br /></span></span></strong><br />などは一応、遅い時計も納得できるわけだ。<br />そして、それで出走させてくるのだから、勝算ありともとれるのである。<br />もっとも、調教師の人柄にもよるが･･･。<br />とにかく、調教時計が遅く<span style="color: #333333">、</span><span style="font-size: 150%"><strong><span style="color: #000000">「今回はダメ」</span></strong></span>というコメントで、<br />実際のレースでも負けた場合は、調教時計の悪かった理由をおぼえておくこと。<br />その原因が解消できれば、次は走る---と考えられるからだ。<br />コメントする人の性格もおぼえる必要がある。<br />たとえば、関東の境勝、関西の伊藤修という調教師は<strong><span style="font-size: 150%">&ldquo;ラッパ&rdquo;が有名</span></strong>で、<br />多少不安があっても<strong><span style="color: #000000">「そんなの関係ない。強いものは強い」</span></strong>式のコメントをする。<br />そして、人気馬を簡単に負けさしてくれる。<br />&ldquo;カラオケ人間&rdquo;と同じで、<br />マイクを向けたり取材メモを前にすると、理性がきかなくなるのである。<br />といっても、当事者のコメントが読者に伝わるまでには記者が介在する。<br />そして、記者にとって、<strong><span style="color: #000000">いちばんコワいのは取材拒否</span></strong>。<br />当然、書いてはいけないこともあるが、<br />一般紙の記者ならヤバいことはオフレコで書いたりする。<br />そして、法務大臣のクビがとんでも平気の平座だが、<br /><strong><span style="font-size: 150%"><span style="color: #000000">「ウソツキ村」</span></span></strong>というところの調教師は総理大臣よりズ～ッとエラいのだ。<br />もちろん、居丈高。<br />こうなると、あとはお察しのとおり。どうでもいいことしか書かなくなる。<br />それでも専門紙の記者は幸せ。<br />なぜかというと･･･</span><font color="#333333"><br /><br />・・・続きは金曜日の更新をお待ちください！<br /><br /></font><span style="color: #999999"><span style="font-size: 80%">東邦出版発行『知って得する競馬の金言』より<br /><a href="http://www.toho-pub.net/">ＨＰへはこちらからどうぞ！</a></span></span></p>]]>
        
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