
2011年10月27日
こんにちは。
スピードに加えて瞬発力とタフな底力を要求される府中の2000mは、
この種牡馬のために用意されたようなものと誰もが思いました。
サンデーサイレンスです。
初年度産駒ジェニュインが3歳の身で颯爽と挑んだ95年秋、
しかし府中の鬼トニービン産駒のサクラチトセオーにハナ差負け。
これを先駆けにエアグルーヴ、オフサイドトラップと
トニービンは4年間に3頭の天皇賞秋の優勝馬を輩出します。
府中のターフに聳え立つ鬼門のようなトニービンの壁に
果敢に挑んだ若武者が96年のバブルガムフェローでした。
新馬戦3着後は朝日杯、スプリングSを含む4連勝で
クラシックの大本命になりますが故障で棒に振ります。
復帰緒戦の毎日王冠を叩き藤沢和雄調教師は天皇賞秋に向かいます。
類い稀なスピードと瞬発力、底力をフェローに認めたからです。
フェローの半兄キャンディストライプスは南米の大種牡馬で
ドバイワールドCとブリーダーズCクラシックを勝った
ワールドクラスの強豪インヴァソールを輩出しています。
母父として今年の天皇賞秋にペルーサを送り込んでいますね。
この母系に流れる血に底力の源泉を見たのでしょうか。
期待に応えてフェローは古馬16頭を向こうに回して
直線の叩き合いから一瞬の切れ味で鮮やかに抜け出します。
3歳馬初、サンデーサイレンス産駒初の天皇賞制覇でした。
ここから宿敵トニービンとの死闘を繰り返しながら、
99年にスペシャルウィークが勝ち、04年のゼンノロブロイから
ヘヴンリーロマンス、ダイワメジャーと3連覇を飾ります。
昨年はスペシャルウィーク産駒ブエナビスタが圧巻の親子制覇。
他のG1同様に活躍がいよいよ孫の世代に移ってきたようです。
今年は最後のSS直仔アクシオンが登場する他、
孫世代にブエナビスタ、ペルーサ、ダークシャドウなど
有力馬が顔を揃え、SS系7勝目の戴冠をめざしています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ヘイルトゥリーズンからヘイローを経由したサンデーサイレンス、
明日はロベルト経由のヘイルトゥリーズン系の活躍を追います。
